第18期女流桜花B〜C2第1節結果報告 | 静岡支部員のひとりごと

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日本プロ麻雀連盟の静岡支部が運営するブログです。このブログを機に静岡支部に興味を持っていただけたらと思います。

今年も女流桜花の季節がやってきました。

女流桜花〜プロクイーンと、初夏から秋にかけて女流雀士の戦いが続きます。


昨年、昇級した平岡はAリーグ復帰を目標に、新人の能瀬は初めての女流桜花となります!


【前期の成績】

C1

平岡理恵  +109.8    C2・5位昇級


C2

能瀬美咲  初出場


【結果報告】

C1

平岡 理恵



対局者 王政芳・さくら美緒・吉田祥子・内田みこ

着順 ②・①・②・①

ポイント +60.4

現在順位 2位


コメント


去年の最終節。静岡は大雨で大洪水となっていた。停電し水道も止まり、道は大渋滞で新幹線ももちろん止まっていた。

ポイント的には私は恐らく昇級できる位置だったが、私には優勝昇級という目標があったので諦めるわけにはいかず、新幹線が運行再開したのと同時に乗り込み、なんとか30分ほどの遅刻で対局することができた。

結果は惨敗で大きく順位を落としての昇級となった。


あれからもう半年以上経過したが、いまだ洪水の跡があちこち残っている。

そして私の悔しい気持ちも私の心の中には残っている。

一つ昇級しただけで満足するわけにはいかない。

そして今期の女流桜花も開幕した。


二回戦の親番でドラ6

一二二二三四四五六七八九九


私はチンイツはあまり得意ではないのでドキドキしていた。どの牌がきたらどうするか色々なパターンを考えておかなければならないし、どの牌なら鳴こうと決めておかなくてはならない。二は絶対ポンしようと決めていたので王プロから打たれた二にすぐにポンの声が出た。

そして打四。

ドキドキする間もなく二を打ってきた王プロが三暗刻であがった。


これまで王プロは7,700点の放銃を二回していてかなり気持ちもぐらついていたはず。

早い仕掛けに対して打った⑨がドラが手の内に暗刻の7,700。

私がリーチを打っていて、安全な牌を対子落としをした二枚目の牌で7,700。

アガったさくらプロはおりているように見えた。序盤の捨て牌が国士模様で、私からリーチが入ったから安全な牌を切り出しているように思えた。


私もリーチを打つのに少しためらったがまだ中盤にさしかかったところだったのでリーチの選択をした。

私が四枚目の東を切り、国士はもうないなと安心した瞬間、違和感を覚えた。

さくらプロはリーチが入る前にすでに東を切っている。国士ではなかったのか?さくらプロはピンフイーペーコードラ2の手であがったのだ。


もし私が王プロの立場でもその二枚目の牌が止まっただろうか。

思い込みは危険だし、些細な疑問はスルーしてはいけない。

しかし王プロも、そこでまた気持ちを切り替えて、先ほどの三暗刻をアガリきる強さを持っているから凄いと感じた。


第一節は私はオールプラスで終われたのでいいスタートがきれたと思う。


C2

能瀬美咲



対局者 青山めぐみ・木下遥・上垣愛子・小平蛍

着順 3・4・②・3

ポイント ▲25.2

現在順位   30位


コメント

初めての東京でのリーグ戦。


まず、盛れる自撮りをTwitterにあげるところから大変だった。

想像以上に緊張すると言われたけど、見渡せば見たことある女流プロばかりで、本当に想像以上に緊張した。


1回戦目はすごくフワフワしていて

仕掛けの3900に軽く放銃しまくっていて

気付けばラスになっていた私。


あれ?私何しに来たんだ?と頭を心の中でひっぱたきました。


3回戦目が今日のハイライト

ツモスーリーチをかけ、木下プロから12000あがったら次.局木下プロから8000・16000のツモスーをアガられました。


すぎょかった…


4回戦目は南3局親番ドラ中で9巡目ぐらいに1枚切れていて、今日のテーマ【リーチを打つ】ということで、3段目にリーチをかけたら下家に仕掛けられ、中を持ってきて8000放銃で2着目から4着に…ホントバカタレ!


でも、中盤はピヨピヨしないでガリガリ行けたと思います。(擬音語のオンパレード)

目覚めるのおせーよ!だけど

今日のマイナスを、今日完済と思って、前がかりは良くない!


同卓してくださった皆様ありがとうございました。

正直、静岡プロリーグ第1節で、どでかいマイナスして嫌なイメージがついていたけど、思ったよりマイナスじゃなくて良かった。

明日も頑張るぞ〜( *˙0˙*)۶


PS:好きなおにぎりの具は昆布だと思います。と、いうか具がいっぱい入ってるのが好きです。お米に対して40%具があるとなんでもいいです!


【編集後記】

平岡は昇級、そして入れ替え戦を目標にかなりの好スタートをきった。

また放送対局に臨む平岡を皆、期待しています。


能瀬は初の女流桜花をマイナスで終了。

プロになったので、もう少し、勝ち負けに拘っても良いと思います。

そして、もちろんそれ以上に大切なのはプロとして恥ずかしくない所作で落ち着いて打つこと。

まずはそこからですね。


次節も応援よろしくお願いします!


(編集 中寿文)