ティンバーゲンは、動物の行動はさまざまな次元で説明することができ、動物の行動を完全に理解するためには多様な領域からのアプローチが重要であると、4つの観点を提唱しました。
これは、直接的な原因を解く“至近要因”としての「メカニズム(特定の体の部位や臓器、その他の化学物質などがどのように働いて行動として表れているのか)」と「発達(個体全体や身体の一部分どののように成長していくのか)」と、究極要因である「適応(なぜその行動が、動物の生存や繁殖に役立つよう進化してきたのか)」と「系統(猿と人のようによく似ている行動や特徴が祖先からどのように受け継がれてきたのか)」の4つです。
以上から「生存・生殖にどのように寄与しているか」に該当するものは適応(究極要因)と言えます。 
正解は1。