ロジャースが提唱したパーソンセンタードアプローチにおける傾聴の理論的背景には、セラピストが感じていることとクライエントに対する際の言葉が一致しているかどうかを「自己一致」あるいは「純粋性」と呼ばれるものがあります。
傾聴が深まると言葉以外の要素からも相手の意図を汲み取れるようになれ、この関係を「深い関係性」とよぶことができるでしょう。
パーソンセンタードアプローチと理解的背景の近いフォーカシング指向心理療法はクライエントのフェルトセンスが変化していく体験過程を促すサポートをしていく心理療法と言えます。
パーソナル・コンストラクト理論とは、人は認知構造と呼ばれるその人の理解・判断の仕組みによって情報処理をし、環境を理解し、行動を決定し、その結果を予測しようとしているというもので、パーソンセンタードアプローチとは関係がありません。
 正解(間違い探し)は5。