GDSは老年期うつ病評価尺度のことです。
MMPIはミネソタ多面人格目録のことで人格特性をみます。
SLAIは標準失語症検査のことです。STAIは状態ー特性不安尺度のことです。
WMS-Rはウェクスラー記憶検査のことで記憶障害や物忘れをみます。
事例の67歳の女性はMMSEが25点ということは軽度認知症の疑いの範囲で、HDS-Rは26点ということは正常の範囲です。
物忘れや日付の間違いなどがあり、日課の散歩をやめたりおっくうさを訴えていますので、うつ病と記憶障害の評価によるテストバッテリーが適切と言えます。
 正解は1と5。