プロチャスカは行動変容には、前熟考期→熟考期→実行期→維持期→確立期があると提唱ました。事例の男性の初期段階(前熟考期)は変化について考え始める前段階なので、飲酒の利点を聞くこと、飲酒の否定的影響について気づきを促すこと、来談を支持すること、変容への抵抗について話し合うことはどれも適切と言えます。飲酒行動をスモールステップで減らしていく計画を立てることは初期対応ではなく実行期の対応となります。
 正解(間違い探し)は2。