抗コリン作用とは、神経伝達物質であるアセチルコリンがアセチルコリン受容体と結合することを阻害することで副交感神経の働きを抑える作用のことです。この作用のある向精神薬の副作用として、口渇、便秘、頻脈、動悸、不整脈、記憶障害、せん妄、眼圧上昇といったさまざまな症状が認められています。選択肢にある高血糖と眼球上転と手指振戦は抗コリン薬の副作用には含まれません。
正解は2。