2021年 問17サリバンが提唱した「関与しながらの観察」は治療や支援の場でクライエントとセラピストとの間で起きる様々の出来事を手がかりに理解を深めていく技法です。観察に関して標準化されたものはなく、その場での言動、クライエントの反応、これまでのやりとりの流れなどは大切な手がかりです。セラピストの揺れ動きも逆転移として活用します。治療場面での逆転移と主観に現れてくるイメージとは別のものと考えられます。正解は2。