
自傷行為の再発の原因はこの時点では分からず、カウンセラーの力量のせいにしてしまうとカウンセリングが思考停止になってしまう危険があります。また、この女子高生の望みどおりにカウンセリングを中断することは彼女に見捨てられ不安を喚起する危険があります。カウンセラーが動揺しているにも関わらずこの女子高生に責任転嫁してしまうこともカウンセラー自身の内面を否認することにもなり不適切と言えます。精神分析や力動的なアプローチならカウンセラーの逆転移を扱うことが治療的になるでしょうから自らの動揺を隠したことをもとに話し合うことは意義のあることとなるでしょう。他のオリエンテーションのカウンセラーであっても不適切な選択肢を除くとベストアンサーとなります。
正解(ベストアンサー)は3。