2020年 問94理論的再発危険率に対して遺伝カウンセリングでは家系図などを用いて親族に同じ疾患が発病する確率を出したものを経験的再発危険率と言います。どの選択肢も遺伝カウンセリングで検討されるでしょうが、そもそもダウン症は遺伝ではなく遺伝子の異常による障害です。また、ハンチントン病や家族性アルツハイマーや筋ジストロフィーは常染色体優性遺伝によるものです。選択肢の中では統合失調症が経験的再発危険率が高い疾患と言えます。正解は1。