この一歳半の男児が亡くなったわけではないので乳幼児突然死症候群は当てはまりません。またこの男児に愛着障害のがある記述はありませんので反応性アタッチメント障害でもありません。乳幼児揺さぶられ症候群は激しく揺すぶられて脳に損傷を受けたことで起きる障害のことで、これも当てはまりません。母親は来院や通院もして男児に寄り添っているので医療ネグレクトとも言えません。ミュンヒハウゼン症候群とは、周囲の同情や関心を引こうと自傷したり病気になる症候で、「代理によるミュンヒハウゼン症候群」は子どもなどの他者をケガや病気に仕立てて自分が周りから注目されるような病態です。
正解は5。