
日本の大学院での実習では母子併行面接が多用されているためか、母子同室面接の価値が低く見積もられているような気がします。分離不安がある親子などではそれぞれの特性や関係性を見るには同室面接は有効です。学校への連絡は原則として本人の許可を得てからとなります。この女子中学生は不安や緊張がみられるのでその後の対応としてリラクゼーションは選択肢のひとつと言えます。初期対応として原因などの「意識化」はリスクの高い介入であり中断の恐れがあり推奨できません。まずは関係作りのために治療契約や治療同盟を結ぶことが肝要です。
正解は4。