手洗いを繰り返す強迫神経症に対して行動療法を選んだときの設問です。このクライエントに提示する暴露反応妨害法(エクスポージャー)とは、あえて不安の対象に接して強迫行為を克服させようとするもので、強迫行為をしなくても大丈夫と体験させる方法です。強迫行為は続けさせておくとさらに強迫的になったりします。不潔なものを回避させることも不潔なものを意識させることになり症状が悪化する可能性があります。家族を巻き込むことも症状を強化することにつながりかねず得策ではありません。
正解は4。