日本発祥の心理療法は森田正馬の「森田療法」と吉本伊信の「内観療法」と成瀬悟策の「臨床動作法」の3つです。森田療法は最初の一週間ほどは食事と洗面とトイレ以外は何もしない絶対臥褥期を過ごす作業療法で症状の意味や内容を探求することはありません。内観療法は「してもらったこと」「して返したこと」「迷惑をかけたこと」の3項目についてのみ1日数回指導者と面接を繰り返します。臨床動作法はもともと脳性麻痺の子どもの動作の不自由を改善するために開発された技法で言葉ではなく「動作」を治療の媒体にしています。
正解は1と5。