ピアジェの認知発達の4段階説、つまり「感覚運動期」→「前操作期」→「具体的操作期」→「形式的(抽象的)操作期」に関する問題です。「外界に合わせてシェマを改変する」なんて小難しく言うけど「外が寒いので厚着したり屋内に入った」という程度です。これは感覚運動期の「調整」。数量的な理解は抽象的操作期。前操作期に見られる自己中心性は自分の視点からだけ見て他者の立場から見れないことで愛他性とは無関係です。ふり遊びやごっこ遊びは2歳ぐらいからだから幼児期前半の前操作期。コップの水の問題の間違えは保存の概念の未獲得なので具体的操作期の子どもの特徴です。
正解は5。