
不安症の人が抗不安薬を飲み、薬をやめようとすると手の震えや発汗(身体依存)がでたり、さらに欲しくなる(精神依存)というのが副作用の例です。抗うつ剤としてはSSRIがよく使われますが、副作用として不安・不眠・動悸・震え・興奮・パニック・易怒などがおき、それらをまとめて賦活症候群(アクティベーションシンドローム)と言われています。
炭酸リチウムは躁病に使う薬なので気分の高まりを抑えるので何かの機能が亢進することはありません。非定型抗精神薬は統合失調症に使い眠気などがおきます。
メチルフェニードはADHDなどの子どもに処方されるリタニンやコンサータのことで食欲低下や睡眠障害がでるので給食や授業に影響が出るので覚えておいて下さい。
正解は1と5。
精神病に効く薬が「向精神薬」、うつ病や不安症を抑えるのが「抗うつ薬」や「抗不安薬」、統合失調症には「抗精神薬」です。読み方が「こう~」なので混乱しないようにして下さい。