麻雀の神様・小島武夫さんの著書で一番記憶に残っている言葉がある。

アガる事は誰にでも出来る。
たが、その過程で色んな思考を巡らせながらアガリに辿り着いてこそである。
もう一度言う。

過程が大事。

同じパチンコ屋で稼ぐ金だから同じじゃん、と思った方は・・・


たとえば手なりでホンイツをアガった人
回して様子を見つつ相手のアガリを封じ込めホンイツでアガリを収めた人

一見同じアガリに見えるかもしれないが、これには雲泥の差があるのだ。


と。

これは今のスロットでも言えることではないだろうか。


たいした店調査もせずたいした店選びもせず
たいした機種選びもせず、ただただ天井期待値・エナ期待値だけを求めて
盲目的に金銭を得る人。


店調査を繰り返し・店の傾向を把握し
その日の機種選びも余念がなく、最後の台選びに全神経を注ぎ
手段の積み重ねで金銭を得る人。


別にエナという行為が嫌いなわけじゃない。
エナして金銭を得ていいじゃない。
メーカーがそういう設計の台を出しているのだから。

ただ、エナ専の人はスロットに対しての知識や考えがどうも浅はかな人が多いようで
(注釈:そういう人ばかりではないかも知れない)
そういう方々にスロットがどうの、今後のスロットがどうのと
語っていただきたくないのだ。


ハイエナを専業と呼ぶのには相当の違和感を覚える。


ただ、それだけである。



昔(私がスロットを始めた4号機のサンダー全盛期当時)のライター陣やガチプロの多くは
本当に頭の良い・キレる人が多かった。
特に有名大学出が多くバリバリの理論派がそこかしこにいた。
特に自分の周りには早稲田出のガチプロが多かった。
かの大崎一万発さんも早稲田出である。
私がスロットとおさらばしている間に、随分と雰囲気が変わってしまったように思う。
どんな脳たりんでも楽にお金が稼げるハイエナ稼働。

こればっかりは時代の流れよな

誰が悪いって答えは簡単。
メーカーが悪いのだから。

エナで簡単に稼げる仕様の台を出し「続けた」結果がこれなのだ

あと、スロマガも悪いよね
エナ推しの企画ばっかりやってるもんだからさ。


つまりハイエナ諸君は言うなれば


被害者なのである



店と客との勝負。
これがパチンコ・スロットの醍醐味だ。
じゃあ勝つためにどうすればいいか?
店を観察し調査し癖を見出し責める。


このスロットで稼ぐ基本的な知識を学べないまま
簡単に金だけは得る事ができたものだから、今後に不安を覚えるのだろう。

今後もスロットで稼いでいこうと思うのなら
今からでも全然遅くはない。

ガチ専業との差は天と地ほど差は開いてしまっていて苦労はするだろうが
努力次第でなんとでもなるのがギャンブルの良い所。

幸い今の御時世目押し力も必要ではない。
是非頑張って欲しい。


※エナは設定狙いを非難し、設定狙いはエナを毛嫌いする
こういう傾向があるのは重々承知である。
またそれがあまり良くないこと、ライトユーザーにとってはどうでもいい事なのかもしれない。
ただ、なぜ天井狙いやゾーン狙い等の行為をハイエナと呼ばれるようになったのかを
若い奴にはもう一度思い出して噛みしめて欲しい。
ハイエナ行為を別の呼び方をする人もいるようだが笑止千万。
ハイエナはハイエナなのだ。