花火の日の不思議な話 | 温泉地の食堂おかみのマイペース人生(^^)v

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温泉街で食堂を営むアラ還女将の日帰りで行ける山の記録、たまに日常、たまに下呂温泉の見所を紹介しているブログです!

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下呂の花火の日  朝 準備をしに店に降りて行ったら 先に調理場で仕込みをしていただんなが 開口一番
 
 
「男の人の声が聞こえる」
 
 
なんだぁ  朝っぱらから ホラーかぁ(・-・)汗
 
 
うちのだんなと息子は 見えざる人が 見えはしないんだけど 気配を感じたり触られたりすると 感触はわかる人で やけど 私はなぁんも感じないお気楽幸せな体質なので 当然何も聞こえない(v_v)
 
 
「何を言ってるの? その人」
 
 
「何を言ってるかはわからないし ずっと聞こえてる訳じゃないんだけど・・・
たまになんか聞こえるんだ」
 
 
「私は 何も聞こえないからなぁ」
 
 
ビビっとる風じゃないから 悪いものではないようだけど なんだろ(?_?)
 
 
その場はそれで終わったけど 夕方くらいに
 
 
「まだ聞こえるんだよなぁ」
 
 
とか言っている(+_+)
 
 
なんか 住み着いたかねぇ・・・あせる
 
 
夜の営業が始まって ご夫婦でよく来てくれる向かいの旅館に勤めている方が 子供さんと御姑さんかな?と来てくれた。
 
 
帰り際に 奥さんが
 
 
「主人ね 亡くなったの。」
 
「え・・・? 最近 来て下さったのに・・・?」
 
 
「そう・・・  だからね 下呂に勤めてても 下呂の花火 見たことのない人だったから 今日はみんなで見に来たの。
今日は火曜日だから もしかしてここ閉まっとるかなぁって思ったんだけど とりあえず行くかぁって来てみたのよ。よかった  開いてて!」
 
 
「全然知らなくて・・・一週間程前に病院の服のままで来てくれたんですよ  ご主人・・・」
 
 
 
 
そっか!   朝からだんなに話しかけてたのは このご主人だな!
家族がご飯食べにくるから 夜まで営業してて  悪いね  ごめんね  って そう言ってたんだ! その後 一緒に花火見に行くから って!
 
 
店 開けててよかった(^_^)
 
 
雨が降ったりもしたけど 橋の方からは綺麗に見えましたね(^-^)v
 
 
安らかにお眠り下さい
 
 
たくさん来てくれて
ありがとうございました
 
 
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