受験は4回となってしまい、ついに5回目です。
それでも受験をやめる気はまったくありませんでした。
平成22年はTAC上級本科で1科目ずつをもっとじっくり勉強することにしました。
前回の申し込みから3年が経っていたので、再度教育訓練給付を申請しました。
まさか、2度も社労士講座でこの給付を受けるとは・・・。
受かるまで受け続けようとドリカムの「何度でも」をいつも聴きました。
さすがに1万回も受けないだろうと。
それから集中できるという「雨音」や「波音」を聴いて精神統一などしました。
K先生がもういらっしゃらないので、曜日や講師を選ばすにいろいろな先生の
講義を受けました。
八重洲校は夜間クラスでしたが、受講生も多くみなさんお勤め帰りの
方のようでしたが、「仲間」と感じモチベーションが上がりました。
受講して帰宅すると10時を過ぎてしまうのですが、高揚感がありました。
基本的事項だけでなく、それぞれの先生の固有の知識も吸収しようと心がけました。
安衛法などはその先生の経歴により建築業、製造業など私の知らない業界の安衛実務が
非常に興味深かったです。
1科目を2~3週にわたり講義を受け、到達度テストです。
勉強方法は変えませんが、できるだけ丁寧にテキストを読みました。
「社労道」は問題がアップされたら全問を解き、その後は「正解率の低い順」を
学習の合間の息抜きにやりました。
その他、IDE塾の年金特訓講座、選択対策講座、白書講座、を受講。
それとTAC暗記カードでキーワードのチェック。
東京都産業労働局主催の労働カレッジで「労働判例コース」受講。
これが、今年の労基選択で出ました。
労働政策研究・研修機構のメールマガジンを定期購読。
模擬試験はTAC2回、LEC3回。ひよこ先生の選択対策DVD講座。
さらにIDE塾の直前の法改正問題、選択対策問題の講座。
ある意味選択恐怖症に陥っていましたので、選択対策を重視しました。
とにかくやれる勉強はすべてやりました。
本試験1週間前の講座でI先生にご相談すると
「労一の各法律の条文をよく読むように」とアドバイスしていただき、
音読しました。これが今年の選択労一に結実しました。
今年は、職場で有期契約職員とのトラブルで、労働審判、個別労働関係紛争
のあっせんが立て続けにありました。
顧問弁護士の指導の下、必要な書類を用意したり、
地方裁判所にも生まれて初めて行きました。
選択労一対策に何回もテキストを読みました。
さすがに今回は出題はありませんでした。
本試験は初めて成蹊大学で受験しました。
昨年と比較してかなり落ち着いていたと思います。
それなのに、TAC模試で出題された国年選択ができなくて、2点でした。
択一もこれまでと出題傾向が変わっている問題もあり、
「どういう勉強すれば受かるんだろう。これ以上は私には無理だ。」
と、本試験から帰宅する井の頭線の中で涙が出ました。
これでだめだったら、「受験はもうやめよう」とさえ思いました。