受験は4回となってしまい、ついに5回目です。


それでも受験をやめる気はまったくありませんでした。


平成22TAC上級本科で1科目ずつをもっとじっくり勉強することにしました。

前回の申し込みから3年が経っていたので、再度教育訓練給付を申請しました。

まさか、2度も社労士講座でこの給付を受けるとは・・・。


受かるまで受け続けようとドリカムの「何度でも」をいつも聴きました。

さすがに1万回も受けないだろうと。

それから集中できるという「雨音」や「波音」を聴いて精神統一などしました。


K先生がもういらっしゃらないので、曜日や講師を選ばすにいろいろな先生の

講義を受けました。

八重洲校は夜間クラスでしたが、受講生も多くみなさんお勤め帰りの

方のようでしたが、「仲間」と感じモチベーションが上がりました。

受講して帰宅すると10時を過ぎてしまうのですが、高揚感がありました。


基本的事項だけでなく、それぞれの先生の固有の知識も吸収しようと心がけました。

安衛法などはその先生の経歴により建築業、製造業など私の知らない業界の安衛実務が

非常に興味深かったです。


1科目を23週にわたり講義を受け、到達度テストです。

勉強方法は変えませんが、できるだけ丁寧にテキストを読みました。

「社労道」は問題がアップされたら全問を解き、その後は「正解率の低い順」を


学習の合間の息抜きにやりました。


その他、IDE塾の年金特訓講座、選択対策講座、白書講座、を受講。

それとTAC暗記カードでキーワードのチェック。


東京都産業労働局主催の労働カレッジで「労働判例コース」受講。

これが、今年の労基選択で出ました。


労働政策研究・研修機構のメールマガジンを定期購読。


模擬試験はTAC2回、LEC3回。ひよこ先生の選択対策DVD講座。


さらにIDE塾の直前の法改正問題、選択対策問題の講座。


ある意味選択恐怖症に陥っていましたので、選択対策を重視しました。

とにかくやれる勉強はすべてやりました。


本試験1週間前の講座でI先生にご相談すると

「労一の各法律の条文をよく読むように」とアドバイスしていただき、

 音読しました。これが今年の選択労一に結実しました。


今年は、職場で有期契約職員とのトラブルで、労働審判、個別労働関係紛争

のあっせんが立て続けにありました。

顧問弁護士の指導の下、必要な書類を用意したり、

地方裁判所にも生まれて初めて行きました。

選択労一対策に何回もテキストを読みました。

さすがに今回は出題はありませんでした。


本試験は初めて成蹊大学で受験しました。

昨年と比較してかなり落ち着いていたと思います。


それなのに、TAC模試で出題された国年選択ができなくて、2点でした。

択一もこれまでと出題傾向が変わっている問題もあり、

「どういう勉強すれば受かるんだろう。これ以上は私には無理だ。」

と、本試験から帰宅する井の頭線の中で涙が出ました。

これでだめだったら、「受験はもうやめよう」とさえ思いました。