みなさんは腰痛に困った経験はありますか?
デスクワークをメインで行っているという方で、腰痛で困っているという話をよく聞きます。
腰痛は何が原因なのでしょうか。
40年以上指圧院をされ、予防医学の健康塾を運営されているトモタキさんに、腰痛の原因、そして予防について教えていただきました。
これであなたも腰痛知らず!?
腰痛の主な原因は○○にあった!?腰痛予防ストレッチ&対策
腰痛の原因
東洋医学を受診される男性の第一位は、腰痛の患者さんです。
特に女性は腰痛の患者さんが第二位です。男女を合せると全受診者の約8割になります。
更に問診票で詳しく調べると年齢は40歳から上の年代が大半です。
職業は女性ではデスクワークが一位、男性ではプロドライバーで、二位はアパレルや接客など、同じ姿勢で長時間働いている人です。
厚生労働省の國民健康意識調査でも同じような結果が出ています。
では、どういうときに腰痛になりやすくなるのか、検証してみたいと思います。
接客やアパレルなど、立って仕事をする人が腰痛になる原因と対策
その原因は立つ姿勢にあります。
右利きの人が、右手を使って立って仕事をする時、自分の習慣で右足が左足より前に踏み出しているか、または左右の足が揃っています。
ちょっとやってみましょう。
両足を揃えて手作業をしてみてください。腰が安定を欠くと感じるのではないでしょうか。
これを続けると、やがて腰痛予備軍になるので、気をつけましょう。
何かものを拾うときも、同じことに気をつけてください。
歩く姿勢で拾うと意識するとよいですよ。
暖房を付けていても、暖かい空気は頭の上の方に行き、ドアの開け閉めでどんどん暖かい空気は室外に出ていき、足元には絶えず冷たい空気が流れてきます。
そうすると、下半身、特に足(脚)が冷えます。
厚めのタイツやハイソックスなどで、足(脚)を冷やさないことが腰痛の予防には大事なポイントになります。
デスクワークやドライバーなど、座って仕事をする人が腰痛になる原因と対策
その原因は長時間、座りっぱなしで足(脚)が圧迫されて血行不良になることです。
血行不良になると脹脛(フクラハギ)が冷えます。脹脛が冷えて縮むと、益々血行不良になり、より冷えます。
その結果、より冷えた方が他方より短くなります。左右の足の長さに差ができます。その結果、左右の骨盤の高さが狂い、放置しておくと腰痛予備軍になります。
次のストレッチをぜひしてみてください。
イラストのように親指を後ろに回して、他の指は前で組みます。
少し痛い位、しっかり揉みほぐします。
足首から上に向けて脹脛を5回から10回くらいママッサージをしてください。
また、デスクワークの人は、空調の温度を夏も冬も28℃前後に設定することを意識してください。
できない場合は、体温調節できる服にして、身体を冷やさないように気をつけましょう。
また、天然素材のハイソックスを履くこともおすすめです。
腰痛におすすめの解消法
半身浴か足湯
半身浴をすることで、血行が良くなります。
半身浴の時間がなければ足湯だけでもOKです。
大きめの洗面器などに40度前後、ちょっと熱いかなと感じる程度のお湯をいれ、15分くらいゆっくりしてみてください。
身体があたたまってくるのを感じられると思います。
おすすめストレッチ
足(脚)を伸ばすストレッチをしていきましょう。
イラストのように寝てみましょう。膝を立てて、足を伸ばしていきます。
足の裏が床か離れそうになったら軽くポンと蹴ります。
片方を5回から10回位ずつしてください。
まとめ:とにかく脚を冷やさないことが、大切です!
足に1番よくないのは、血行不良からくる筋肉の冷えからくる縮みです。
そして、骨格を支えるのは筋肉です。足(脚)の筋肉に柔軟性がなくなると、今度は骨盤が狂ってきてしまいます。
これが腰痛にかかる主な原因です。
まず足(脚)冷やさないこと。
そして、よくほぐして、腰痛になりにくい身体づくりをしていきましょう!
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