柴田慶信商店で買ったら、そのまま次は隣の駅の日本橋高島屋へ
高島屋に着いたのが10時40分ぐらい
高島屋の方が30分オープンが遅いので、開店直後って感じだった
5階で曲げわっぱの実演販売の場所を聞くと、すぐに案内してくれた
そこでは、栗久の店主さんが曲げわっぱを作っていた
お弁当箱を探しに来たって言うと、色々説明をしてくれた
2段のは食べ終わった後に重ねられるけど、面倒だから1段の方がいいよとか
大きさも350mlじゃ小さすぎるから、500mlぐらいがいいよとか
強めの秋田弁だったので、多分、要点はそんな感じで所々は聞き取れなかったけれど
そして、小判型の小を購入することにした
小判型の小は残り2個だった
危ない危ない
そこで、さっき買った曲げわっぱの散々悩んで幅の広めのを選んだが、それで良かったのかって思いがあったので、
その点を聞いてみた
すると、目が広いのは若い 目が詰まっているほうが樹齢も長く、頑丈だと教えてくれた
その瞬間、どうしよう~と思ったけれど、これはもう交換してもらうしかないと
手入れの仕方とかも詳しく教えてくれて、帰り際には、朝早くから来てくれてありがとうって言われ、
職人さんってちょっと怖いのかなと思っていたけれど、優しいおじいちゃんだった
もっとゆっくり実演を見ればよかったなあと帰ってから後悔
なんせ、心はすでに日本橋三越に戻って交換してもらうことしかなかったから
家に帰って箱を開けてみた
栗久は、伝統工芸としての曲げわっぱを守りながらも、現代にマッチしたデザインや工夫がされている気がする
それが、内側が無塗装で、外側がウレタン塗装というところにも現れている
曲げわっぱのよさである木の香りや吸湿性を保ちながら、汚れにくく、手入れも中性洗剤とスポンジで洗える
つるつるのお弁当箱
でも、その下には秋田杉の年輪の美しさを感じる
内側は無塗装
仕切りも白木
裏には押した刻印
横を撮ろうとすると蓋と身が外れる
割と蓋が大きめ
小判型小は、約18cm×11cm×高さ約5cm
重さは、こちらの方がさらに軽く116g
値段は、10,000円(外税800円) 合計10800円
お弁当箱に10,000円と思うと高いけどね
これ、メイドインジャパンの伝統工芸品だから
素材が希少な秋田杉だし
こちらは、使い終わったら、ぬるま湯で汚れをふやかしたあと、薄めた中性洗剤でスポンジで洗うらしい
内側が白木なのに全然手入れ方法が違うので驚く
そのあと熱湯をさっとかけてから上向きにしておくと早く乾くとも教えてくれた
最近の女の人は熱湯とか使わないだろうけどって言われたけど、いや、それは普通に使いますよw
日本橋高島屋の売り場の方はすごく親切で、もし、黒くなったり、壊れそうになったら、
こちらに持ってきてもらえれば修繕もできるのでどうぞって言ってくれて、
そこも栗久さんの曲げわっぱを買って良かったと思うポイント
やっぱり、接客というかこれは仕事全般に言えることだけど、こういうちょっとした心配りができるのって大事
思い切って2つも同時に買った曲げわっぱ
曲げわっぱの特性上、1日使ったら翌日は乾燥のため休ませるのが必要だから、
2つあれば毎日持っていける
と、言っても、私が曲げわっぱを会社に持っていくのは、もっと涼しくなってからにしようと思っているけどね
なので、しばらくは休みの日に家で使うつもり
次回は、二つ並べて比べてみようと思うので、お楽しみに←