【行政も民間も統一した基準を作る】
現在の日本では、行政はなるべく動物を引き取らず、民間の愛護団体へ移動させているだけ。
極端な話、愛護団体がすべての動物を引き出す。または一般飼い主が1人は1頭ずつ引き出せばセンターに動物がいなくなり殺処分ゼロは達成されるかもしれません。
しかし無理だと誰もが思うはず。
ある地域には野犬の問題があります。避妊去勢せず放し飼い、高齢になり飼育困難になる飼い主。アニマル・ホーダー(精神疾患の可能性)、自主管理能力のないブリーダー、等々、動物が増え続ける要因はなくなりません。
動物たちも様々です。
授乳が必要な個体もあれば、介護が必要なシニアもいる。
健康な子、思い疾病や怪我をしている子。人馴れしている子、臆病な子、さらには攻撃性のある子、等々。
一色単にはいきません。
これからは米国の対策をヒントに、日本でも行政(センター)、民間(個人・愛護団体)、獣医師が連携して新たな取組みが必要なのではと考えます。
つづく