先日は横浜で大規模な保護犬イベントが開催されました。
里親希望者だけでなく、会場にはご愛犬連れのみなさまもたくさん来場されました。
4月にしては気温が高く、犬たちには厳しいお天気。
暑そうに息づかいが荒くなる子を無理やり狭いカートに押し込む。
足元で吠える子に「お座り!」と言いながらリードを踏みふせをさせる。
盛り上がる飼い主さまの中には、ご愛犬の変調に気づかない方もいらっしゃいます。

犬が好きな方は犬も自分が好き、と思うのか、初めて会うのに距離を詰める方も。
知らない人にいきなり顔を近づけられたらびっくりしますよね。
会場内で配られた冊子には、正しい犬との挨拶の仕方が書いてあったのに残念⤵️
私たちが犬と暮らす中で、どれだけのことを犬が我慢してくれているのか、を私たち人間が気づくべきだと思います。

ここ数日、某テレビ番組がXなどで炎上中です。

相性の悪い犬とわかっていながらドッグランに離し、しかもその映像を放送したのです。

犬はいきなり攻撃をしません。
いくつかのストレスサインを出しています。
それを見落とすと、起こさなくてよい事故に繋がります。
他人や他犬が被害者になり、本犬を加害者にしないため、飼い主様(保護犬の場合は預かりボラさん)が知識を身に付け、常に犬の状態を観察する必要があります。
自分の経験を過信してはいけません。
「うちの子に限って」はないのです。