手前味噌 | ちょっと、上品なひとり言

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気づいたら口に出ちゃう・・・ひとりゴト♪

手前味噌
写真は、我が家の肉じゃが(笑)



最近よく感じることは、

どこもかしこもテレビもネットも…なーんだ、おんなじようなもんばっかじゃん。



すっごくいい言葉が書けたな、と思った詞とか、最近アニマックスのマニアックアニソンに同じ言葉が(笑)

あたしは漫画も小説もアニメも大好きだし、それこそガーフィールドやpeanutsまでよく見る。


よく言えば、偉大な作詞家と同じ言葉を探せる、という喜びもあるが、
つまるところ、人間たちはいつでも欲しい言葉や出す言葉に大きな差異はない、ということだろう。
あるとしたら、時流と運や、場の良し悪しか。



したら、あたしの書いてるものになんの価値を見ればいいのか。
んー、あまりないかも、と自問自答すると暗くなる。


時流、タイミングに関しては、不特定多数の人間に向けるのは無理だ。
最近の時流では、人生の選択肢がありすぎるからね。


したら、どうすれば良いのか。

ただひとつ。



手前味噌。



で、自身の言葉の美味しさを自身のほめかたで誉め称えることじゃないか、と思う。


もう、何が起きても、何にも珍しくないのだ。
だからあるものも珍しくない。


従って、あるものを自己肯定した、手前味噌の差別化だって難しい。

値段も下げられない。




だから。
手前味噌のこの上出来を、たったひとりのあなたのために。
今一番この台詞を必要とするときを逃さずに。
よくある話でも、みぢかなあたしから。


どうぞ召し上がって。心からの手前味噌。

そう考えることにした。



だから今月から、あなたのために歌いたい曲をひとつずつ。
勝手につくり、勝手に召し上がっていただきます。


隠し味の効いた、梅酒の梅入り肉じゃがみたいなの。

少し幸せになる練った旨味をお届けします。