きのうからのつづきです。
曲芸師の若い女性。
まだ十代。
お客さんたちから人気があるので、
一座の中で厚遇されている。
でも、
自由がない。
特に、恋愛は禁止。
子どもができては困るから。
25歳になったら
曲芸師をやめてもいい、
といわれており、
それを励みにしている。
その時代の25歳は
とっくに適齢期を過ぎているのだけれど。
やっと25歳になった。
ある男性と結婚する。
かなり年上の男性。
経済的には豊かだ。
広い屋敷。
でも、
夫はほどんど家におらず、
仕事で行く先々に妻がいる。
妻同士は会うことはないけれども、
嫉妬が渦巻いていた。
彼女が出歩くことを
夫はきらった。
買い物すら、
店から品物を運ばせて
家で済ませるようにさせた。
曲芸師をしながら
自由を欲した彼女は、
結婚しても
自由を得ることができなかった。
「自分の思いどおりに生きたい」
「自分の人生を生きたい」
彼女は切望した。
でもかなわない。
逃げるというまでは
しない彼女だった。
そして、夫は亡くなり、
自分も年を取って
そのままそこで死を迎えた。
自由を欲しながらも、
それを得ることをしないまま。
今世の私が、
強く強く望む…
「自分の時間を必ず持つ」
「自分らしく」
「人に左右されず」
「自分の足で歩む」は、
「人に左右されず」
「自分の足で歩む」は、
私の中の彼女が
こんどこそやり遂げたいこと
なのでしょう。
やり遂げようと思います。
いいことだから。
葉っぱキラキラ
あなたもキラキラ
じょ女医のJOY！
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不安だらけ。
生きる意味もわからない。
そこから始まった人生を歩んできました。
今は人様に生きる意味をお伝えしています。
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