西から

西の空から

赤々と、燃えるような日が昇る。


朝。

すがすがしい朝。

気持ちのいい朝。


そんな朝に、日は昇る。


赤く。

赤く。


空を、真っ赤に染めながら、日が昇ってくる。


我々の

命の源である日が昇る。


まさに、

世が、あけんとして、日は昇る。


西の朝を

ジッと眺めていると、何となく、空しい。


東の朝は

何故か華やいでいる。


南の朝は

夏の夕暮れを感じさせる。


北の朝を、何となく眺めていると、

何故か

風邪を、ひいてしまう。




やはり

朝日は、東から来るべきなのか。




やはり

西から出る日は、空しいのだろうか。