6日目胚盤胞でも
久しぶりに不妊治療の事を書きたいと思います。
ブログの検索キーワードなるものを見たら、
「6日目胚盤胞」でこのブログにたどりついている方が何人かいらっしゃるようでした。
きっとみなさんは治療中でいらっしゃるんですよね。
そして、大事な胚盤胞の凍結日が6日目で
「はたしてこれで大丈夫なのか?」と
ちょっと不安になっていらっしゃるんですよね。
私が今回無事に妊娠継続している胚盤胞は
採卵時には未成熟でICSIした6日目の胚盤胞です。
グレードはもちろん3です。
移殖方法もそれまでやっていたHR周期ではなく、
自然周期の移殖でした。
AHAもしませんでした。
これ以前に3回移殖していますが
1回目は5日目のG2の胚盤胞で、採卵時は成熟卵。
当時の副院長が「成績がいいから」といHR周期で移殖しましたが、
心拍確認後の10週目で繋留流産となりました。
2回目は5日目のG3の胚盤胞で採卵時は成熟卵。
HR周期で移殖するも×
3回目は5日目のG3の胚盤胞で採卵時は未成熟(ICSI)
HR周期で移殖するも×
という結果に終わっていました。
今の4回目の移殖に関しては、
思えば久しぶりの治療再開だったこともあり、
ダメもともトライのような気持ちでいどみました。
当日、培養士さんの面談で
「6日目胚盤胞でしかも未成熟だったもの」と知った時点で、
正直「今回も望みはないな」と、一瞬思いました。
ただし培養士さん曰く
「6日目胚盤胞でも、すでに自力で殻を破ってますよ!」との説明で、
少し気を持ち直しました。
その卵が移殖時には300μまで大きくなって、
判定時にも「双子並みのβHCG」を出してくれました。
実は判定後もしばらくは
「6日目は流産しやすいんじゃないか」という不安にかられたりもしたのですが、
その後は全く問題なく、順調な経過をたどってます。
不妊治療をする人にとって、
移殖時の胚のグレードや、何日目の胚盤胞かといのは、
とても気になる事だと思います。
実際、妊娠率でもグレードは高い方がいいだろうし、
分割スピードも速いに越した事はないと思います。
でも、卵の力は未知なもので、
私のようなケースもあります。
なので、どうか望みは捨てないで下さいね。
みなさんの願いが必ず叶う日が来ますように、
陰ながら応援させてください。