叙々宛ランチのわけ
それは月曜の夕方だった。
生理痛がきついので、久しぶりにバファリンを飲んだ。
始めは2錠飲むつもりだったが、しばらくぶりだったので1錠にした。
夕飯の支度をしつつも、あんまり薬が効いた感じはしなかったが、
「まぁ、今回は特別な生理だから、きっとこんなもんだろー」と気にしなかった。
お風呂から上がって、
「夜はゆっくり眠ろう」と再度バファリンの箱を手にし、錠剤を出そうとしたら‥
ベザリップという、見慣れぬ文字が目に入った。
しかも薬にBの文字がどこにも無い!
「なぬぅ~」
バファリンじゃないじゃん!ドユコト????
と思った瞬間、ここ2ヶ月間の断片的な記憶が頭をよぎった。
10月末頃、掃除をしながら
「もぉ~夫ったらぁ、いっつも薬出しっぱなし!」とバファリンを箱に仕舞う私。
11月末ごろ、夫はいつも飲んでる3種類の薬を数えながら
夫 「ねぇ~俺の薬が足んないんだけど、知らない?」
私 「そんなん知るわけないじゃん!全部飲んだんじゃないのぉ」(全然まともに聞いてない)
夫 「そーかな?間違って飲んでないよね?」
私 「私のは粒が違うし、ちゃんと管理してるから大丈夫!」(自身満々)
夫 「変だなあぁ?なんでこれだけ足りないのかぁ?」
私 「薬屋さんも人間だから、間違いもあるんじゃないの!」(すっかり他人事)
って、なんか自業自得で私が間違えたのはなんとなく判ったが、
このベザリップって何の薬なのよぉ
寝てる夫をゆすり起し
私 「ちょっと、ベザリップ飲んじゃったよぉ~何の薬か教えて!」(オロオロ)
夫 「えぇ~なんでぇ?ベザリップは高脂血症の薬だよぉ」
私 「粒の大きさが一緒だったから、バファリンの箱にしまってたぁ~
そんで、間違って飲んじゃったよぉ~」(猛省)
夫 「もぉ~だから前にも聞いたじゃん!俺の言う事ちゃんと聞かないんからぁ~」
なんか、いつもの逆効果シリーズとは違った展開になってしまった。
え~と、私を知ってる人は判るとおり、私の体脂肪率は14~16ぐらいでありまして、
よりによって夫のベザリップなる高脂血症の薬を飲んじゃうなんて‥
そんな訳で、今日はベザリップで流れた貴重な体脂肪を回復するため、
本当は全然食べたくなかったけど(ウソ!)焼肉ランチをがっつりいただきました♪