この間、フィンランドの友人が
娘の誕生日にお菓子を送ってくれた。
ああ、懐かしいなぁ。
また行きたいなぁ。
ありがとう。
カラフルなパッケージを
あれこれと手に取り眺めていると
おおお！！こ、これは。。。
と初めて体験した時の衝撃が
蘇ったのだった。
その正体は、これ。
サルミアッキ。
フィンランドで愛されている
摩訶不思議な味のキャンディ。
キャンディだけじゃなくて
アイスクリームやチョコもある。
なかなかオシャレなパッケージ。
フィンランドでは
このサルミアッキを
子どもの頃からおやつに食べて
お口の恋人的に
みんなが愛する美味しさなのだ。
一口頬張れば
あなたもフィンランドへ
ビューンと、ひとっ飛び
美味しいよ！！
と、勧められて
初めて食べた時
あまりの不味さに震え上がった。
な、なんだ！この甘くて
しょっぱくて
苦くて、薬臭い味はっ！って
フィンランド人が楽しむような
美味しさのハーモニーは
私の口の中では
全く奏でられなかった。
不協和音すぎる。
私の身体の全細胞が
衝撃的なこの味を
全力で拒絶した。
友人は
いろんな味が楽しめるから
美味しいんじゃないか！
と、微笑んでいたよ。
せっかく送ってくれたので
(多分、ウケ狙いで送ってくれた)
今回久しぶりに
かつて震え上がったこの味に
挑戦してみようかなと。
あの頃から時は流れて
私も人生経験を重ね
少しは大人になったし
味覚も、幅広い美味しさを
受け入れられるように
なったかもしれない。
さっきの王道なキャンディじゃなく
別のパッケージに入ってた
ちょっとライトな感じをチョイス。
パクっとしたら...。
やっぱりムリ！だめだ。
震え上がった！！
なぜに、この味を
フィンランド人は愛するのか？？
謎すぎる。
できることなら
あなたにも
この戸惑いの味を
体験して欲しい。
確か、成城石井で
見かけた気がするのよ。
袋じゃなくて小さい箱タイプの
黒白デザインのパッケージ。
もしも見かけたら
あなたの好奇心をマックスにして
ぜひ、お試しいただきたい