久々にショッピングして楽しくなったしずかです
以前読んだ、“家守奇譚”の続きがありました
“冬虫夏草”
この人の本は、
水の上に浮かび、ゆらゆら揺れて
黄昏の中の影を読みこむようです
万華鏡のように景色がくるくる変わりながらも、
生暖かく湿度のある感じです
語り部の駆け出し物書きは、
大切な同居人(犬?)のゴローがいなくなり、早半年
家の本来の主人である友人の言葉と
目撃情報を頼りに、
慣れない山歩きに、原稿も放り出し赴きます
その旅路で出会う人々
明らかになること
深まるなぞ
おそらく滋賀や三重の辺りではなかろうかと思える
耳馴染みのある地名
自分の足だけが頼りであれば、どれほど時間をかけるのだろう
便利になった分失われていったもの
明るくなった分濃くなる影
短編形式ぽく、植物の名前が織り込まれ
山の中に読書も引き込まれていきます
読み終えた後一瞬季節感がくるいました
まだ続きがありそうだなぁ
と感じさせる終わり方だったので、探してきたいと思います
久々に図書館で本を物色してきました
面白いものがあればまた
今日も最後までみてくれて、ありがとうございます
週明け、あなたにとって今日もよい一日を