こちら愛知の東海地方は本日梅雨入りしたみたいです。
「もしかしてしたかも?」みたいな感じです
昨夜久々に地震がありました。
震度3程度でしたが下から突き上げるドン!というのが来て
「ついに来たのか!」と身構えましたが、その1度きりでした。
あちこちで地震が発生してますね。
なんだか不穏な嫌~な感じの週末です。
さて、今期のドラマでは
「アンチヒーロー」が重厚感も俳優陣の個性的な演技もすべてが素晴らしかったのですが、負けないくらいに、いやアンチヒーロー以上にハマったのが
NHKのドラマ10
「燕は戻ってこない」
なんとも不穏で嫌~な感じのドラマなんだけども(笑)
めちゃめちゃ面白いです。
登場人物の誰にも共感できない。
特に主人公のリキ(石橋静河)の言動にはいちいちガッカリしたり怒りを覚えたりムカつくことこの上ない。
リキは北海道から上京したものの非正規雇用の貧困生活から
「代理母ビジネス」に手を染めることになる。
成功報酬は1000万円。
現在、日本では「代理母」が認められてないので一旦、ビジネスの相手(稲垣吾郎)と婚姻と言う形をとるのだけど、わざわざ北海道の実家に戻って「結婚した」と報告し自慢
しかしルール違反だと怒りのメールを送る基(もとい=稲垣吾郎)に腹を立て
かつての不倫相手(戸次重幸)とホテルに行き、さらに次の日東京に帰ってきてからも女性用風俗セラピストで今は友人(森崎ウィン)と寝て、その直後に「上書きしようと思って」病院で人工授精してもらい双子を妊娠する。
そして誰の子か?わからないし
もしバレたら違約金払えないから堕胎すべきかどうか悩む
つわりが酷くて助けに来た基の母(黒木瞳)に延々と自らの不幸を訴えるシーンがあって
その中で「東京(都会)で生まれた人はそれだけでラッキー」みたいなことを言う。
私も若い頃、東京に憧れて上京して家賃3万の風呂なしアパート暮らしからスタートしたから東京生まれの人を羨ましいと思ったことあるからわかるよ~
でもねー。そこで頑張るか?頑張らないか?で全く別の道があるんだよ
黒木瞳に「あれは別の人種だわ」と嫌悪されても仕方ない。
貧困から子宮を売った側と
自分の遺伝子を残したいために買った富裕側
石橋静河さんと稲垣吾郎さん。
そして自分はいったいどうしたいのか?ワケわかんなくなっちゃった内田有紀さんや
あくまで息子の(優秀な)遺伝子を持つ孫がほしい黒木瞳さん。
キャスティングが素晴らしい
自分の子ではないかもしれない
と知った上でリキのお腹の双子の画像見て覚醒する稲垣吾郎さんの演技すごーーーくよかったです。
どうやら、堕胎せずに産むっぽい。
お腹の子は誰が育てるべきなのか?
破綻した代理出産プロジェクトをどう決着させるのか?
次週も目が離せません