なぁ視点

 

朝六時

 

 

今日はゆうちゃんと一緒にテレビのお仕事に行く

 

昨日の夜はゆうちゃんが私のお家にお泊りに来ていた

 

なぁ「ん-ー」

 

伸びをしながらスマホに手を伸ばす

 

 

ゆうちゃんは先に起きたらしく、

隣には誰もいなかった

 

朝ごはんでも作ってくれてるのかな

とか勝手に期待している

 

 

なぁ「ゆうちゃーん?」

 

ゆう「はーい」

 

 

すぐにゆうちゃんが寝室へと向かう足音が聞こえた

 

 

ゆう「おはよー」

 

そう言って部屋にやってきたゆうちゃんはブラとパンツだけだった

 

なぁ「え、は!?」

 

 

思わず大きな声を出してしまった

 

今まで一緒にお風呂に入るのも禁止されてたし

着替えの時だっていっつも隠れてたのに

 

 

ゆう「どうかした?」

 

なぁ「ゆうちゃん…服は?」

 

ゆう「あ!!」

 

 

走って部屋を出て行ったゆうちゃんは

 

真っ赤な顔をして帰ってきた

 

 

恥ずかしそうにかくれるゆうちゃんに

 

なぁ「それにしてもゆうちゃんも変態だなー」

 

ゆう「え?」

 

なぁ「私に見せるためにあんなにセクシーな下着付けてたんでしょ?」

 

冗談半分でからかっていると

 

 

ゆう「なぁちゃんはいっつもお家でタイのムエイタイパンツはいて、

おじさんみたいだよね!」

 

と言い返されてしまった

 

 

なぁ「いつの間にこんな言葉を話せるようになったのやら」

 

ゆうなぁ「お母さんびっくりしちゃった」

 

なぁ「え?」

 

ゆう「なぁちゃんのことなら私が一番理解してるから」

 

 

相変わらず生意気でかわいいゆうちゃんでした