岡田奈々視点

 

朝7:00

 

みぃ「みんな集まったか?」

ゆう「四班OKです」

みぃ「よし、じゃあ出発するぞー」

 

結局ゆいりに班長任せてしまった…

ちょっと申し訳ないけど、私は副班長としてゆいりのことサポートしてあげないと

 

 

いつものようにたわいのない話をしながらバスに乗り込んでいく

ちょうど前を歩いていたゆいりがクラスメイトのあやなと隣にすわり、ゆいりの斜め後ろの座席に座ることになった

 

私の隣の子は西野未姫という元気いっぱいの女の子だ

 

 

前の座席の間からゆいりの顔がちらっと見える

あやなととても楽しそうに話している

 

なんか、ちょっと寂しいかも…

 

 

みき「ねえ、奈々聞いてる!?」

なぁ「あ、聞いてますよ」

みき「もー、さっきから前見てぼーっとしすぎだよ」

なぁ「ごめんなさい」

 

正直嫌いなわけではないんだけど

どうしても気を使ってしまうんだよな

距離感が近すぎで…

 

ずっと腕つかんでくるし、何かと近くに寄ってくる

まあ、好かれてるんだからうれしいではあるんだけどね

 

ってかゆいりとあやなの二人前の部活終わりも仲良く話してたし

今もべったりしてる

仲いいのかな、やっぱり

 

 

気が付いたら目的地のキャンプ場についていた

 

というかもはやこれは森に近い気がする

キャンプをするには自然が溢れすぎていて

本当にここで一泊二日過ごすのか…

 

ゆう「ここすごいねー」

あや「ね、楽しみー」

 

 

みぃ「よし、じゃあまずは一つの班で二人と三人に分かれてテントを立ててもらう」

生徒「はーい」

 

 

私はゆいりと二人でテントを立てることになった

ゆいりがちょっと、間違えてしまっててこずったがちゃんと時間通りに終わらせることができた

 

 

テントを張り終えたら、今度は寝袋の準備、薪割り、お昼の準備などどたばたと時間が過ぎていった

やることが立て続けに降ってきて、夕飯の後にはもうヘロヘロだった

 

 

ゆう「これ結構本格的で疲れたねー」

なぁ「そうですね、明日これで大丈夫かな…」

 

みぃ「みんな揃ったか?よし、じゃあ今からシークレットプログラムが始まるぞー」

ゆう「何があるんだろ、楽しみだね!」

なぁ「そうですね」

 

ワクワクした気持ちで懐中電灯を手にクラス全員が集合した

 

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最近コロナの関係もあり、まとまった時間ができずになかなか更新できないでいました

今はオンライン授業期間中なので少しだけ書いておいたのをいくつか来週中に出そうと思います。