山仕事から食の使命について改めて考えてみる! | 医者ギライ・クスリギライのための1日10分!医食同源・自然食実践ブログ

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雪が完全に溶けたので

 

久々に裏山に行ってきました。

 

 

山も完全に雪解けしていて、クマやサルに注意しながら山道を進み征く。

 

山菜の王様!だなんて言われているタラの芽も順調に生育中。この分だと、収穫は早くなりそうな印象です。

 

 

カットしておき、仕込んでおいたタラの木の枝々。

 

 

これを山の土に定植。

 

 

こんな感じで植えて来ました。来年以降に、

 

 

このように育って欲しい!そんな願いを込めての作業です。

 

昨年仕込んでおいた行者ニンニクとタバコの木はどこに行ったか?

 

さっぱり分からないのが現状なのですが、秋に根づいていたのを確認したので、これから気温の上昇に伴い、姿を現してくるのではないか?

 

そんなことを思っている次第です。

 

今日はこれからトマト、レタス、ジャガイモ、サトイモ、ルッコラの播種を行う予定です。

 

■ダイナミック!

コオロギ食や人工肉の問題。

 

さらには遺伝子組み換え作物やゲノム編集食品。さらにはこれらの技術を活用した、ワクチン入り野菜などの問題。

 

金融資本は新たな投資先を求めて、バイテクなどの新技術の開発・導入。

 

このことに躍起になっているのですが、それでも日本人は決して『旬』を放棄することがない。

 

日本人ほど、旬や鮮度へのこだわりの強い国民は世界に類例がないことがいわれれているのです。

 

それは食べものを生命として捉え、そのイノチの力が最大化する瞬間を逃さない!

 

旬とは、その食材が持つエネルギーが最も

「高い時のもの!」

このように言えるのではないかと思うのです。

日本は温暖湿潤な気候で、四季の区別がハッキリと分けられる。世界でも"珍しい!"といわれるお国がら。

旧石器時代から人口密度は世界一といわれるくらい、豊かな食用植物資源に恵まれた国。それは多くの人の口を

"養える!"

それだけ多様で豊富な食べものに恵まれていたと説明されるのです。

私たちの祖先はこの恵まれた環境の中で、季節ごとの旬を食べる。そのことで繁栄し、今日に至るまでこの地で生命を繋ぎ続けてきたました。

命あるものを日々体に入れることで、生命を維持拡大していくことこそが『食の本質』。

 

中でも旬を頂くとは、その食材の持つ力がMAX!の状態に達したものを体内に摂り込む行為といえるのでしょう。

命ある強い力を頂くことで、豊かで楽しく、それでいて力強い。そんな人生を歩むための一助に変えていく。

食とは他の生きものの命を頂くことで、自らの命を育むためのもの。

『いただきます!』

と食べる前に口にする儀式は、調理してくれた人へのねぎらいに加えて、犠牲になった命への哀悼と感謝の意が込められているのではないだろうか?

 

食とは些末な微量栄養素を体内に取り込むといった小さな営みではなく、命あるものを食べ、自らの生命を維持拡大していく。

 

もっとダイナミックな営みではないかと思っているのです。

チーターは足が早い。トラやライオンは強い。鳥は翼を広げて自由に空を舞う。

でもそれはあくまで自然で適切、そして体にとってムリのない食べものの存在があってこそのもの。

完全な飢餓状態では野生動物も鳥たちも、本来備わった能力を縦横無尽に発揮することはできないはずなのです。

生きものに本来備わった力を発揮させることこそが

"食の使命"

そしていま私たちは、食の役割を考え直す。

そのための大きな分岐点に差し掛かっているのではないか?と感じているのです。

 

旬はこれから「芽吹くもの」の季節となり、気温のさらなる上昇に合わせて「生り物」が旬を迎えます。

 

そして気温の低下に合わせて、「根もの」へと旬は推移していきます。

 

山菜に始まり、トマトやナス、キュウリなどの果菜類、その後に大根や里芋などの根菜類へと移り変わっていく。

 

無肥料・無農薬9年目の私の畑も、今年1年どうなっていくか?まったく分からないのですが、食の使命を忘れることなく追求していこうと思っております。

 

 

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