「体力と浄化力」
との関係・・・。この2つは密接不可分であることがいわれています。
異物や老廃物などの体の中の不純物。これらを取り除き、無害化してくれるチカラが『浄化力』。
浄化力の発動に際しては、強い体力と快活で健康なココロの状態。体力と心力、この2つをベースに初めてスイッチがONになることがいわれているのです。
それはまさしく、
"三位一体の関係″
このことをきちんと理解することが大切。自然医療の分野においては、このように説明されるのです。
具体的には、陽光と新鮮な空気、そして力溢れる食材群。これらを暮らしの中に意識的に取り入れていくことが大切。
言葉を変えれば、普段の生活から可能な限り異物を排除していくこと。この重要性が強調されているのです。
小さな子供や若者が浄化力を働かせる際は、とても
「強く激しい」
そんな症状に見舞われやすいことがいわれています。
子供の発熱もひとたび起これば、40℃を超えることだって少なくない。瞬間湯沸かし器のように、あっという間に熱はグングンと上昇していく。
この症状も強い浄化力のなせるワザ、こういうことになるのです。
子供は、元気のカタマリ。実にエネルギッシュな生きものといえるのでしょう。
そこら中をわめきながら走り回るし、スグに高いところに上ろうとするし、泣いて叫んで暴れて泣いて。
もし大人が子供と同じ動きをしようものなら、心肺機能が破綻をきたしてしまう。そんな激しい動きをするわけです。
騒がしくも、活動的なのが自然な子供。そのあり余る体力と無邪気で天真爛漫なココロの状態をベースに、
"強くて、激しい!″
そんな浄化力が高熱の形となって発動されていく。元気で快活、だからこそ高い熱に見舞われることになるのです。
ニキビは青春のシンボル!といわれる理由も全く同じ。若いが故の為せるワザ。こういうことになるのです。
これとは反対に年齢を重ねていくと、浄化力の発動は弱くて長いものへと変わっていく。
水道からチョロチョロ出てくる水のように、断続的に緩慢に続いていくといった特徴が見られる。
ガン1つとってしても、若者のガンの成長スピードは速いことが言われますが、老年に達すると弱くて緩慢なモノへと変わっていく。
大人と子供、青年層と年配者層とでは浄化力の発動の仕方。そこに違いが生ずるもの。
でも現代医療は、こうした人体の仕組みを考慮することなく、ひたすら完全無視を続けるばかり・・・。症状はすべからく
"悪いもの!″
そう一方的に決めつけてしまい、思考停止状態のまま、クスリ・手術・放射線。
これらを駆使して、とにかく症状を徹底的に叩くことばかりに専念し続けている。
症状とは浄化力の表れであることなど、一切全く以って考慮されることがない。ひたすら殲滅行為に明け暮れているのです。
すっかり単純思考に陥っているようにしか私には見えないのですが、あなたはいかが思われるでしょうか?
■闘病と愛病
人体には素晴らしい
「調節機能」
が備わっていることがいわれています。
体力のある人にはそれ相応の強い浄化力が働いていく。一方、体力の弱い人やお年寄りに対しては、体に過度な負担をかけないように。
緩やかに、そして穏やかに症状が進行していく。そのことで体内の汚れをキレイにしていく。こうした働きがあるのです。
下痢を発するのも浄化力の働きによるもの。熱が出るのも、発疹に見舞われるのも全く同じ。
ガンですら血液の汚れを一か所に集めて腫瘍化させるといった人体に備わる自然の浄化作用。
汚染物質が血液の流れに乗って全身を駆け巡らないようにするための浄化措置こそがガンの正体。自然医療においては、このように解説されるのです。
『やめてみるだけで病気は自分で治せる』(永岡書店 刊)の中で、著者の故・安保徹氏は、
「私たちの体は、私たちを裏切って突然病気になったりしません。体が暴走しているように見えるのは、体にかけている負担や無理な生き方への声にならない抵抗なのです」
このように述べているのです。
私たちの体は必要以上に私たちを苦しめたり、イノチを奪ってしまうような破滅的な振る舞いに行為に決して私たちを追い込むことはない。
それどころか常に元気で快活に生きられるように、日々努力と調整を行い続けてくれている。
闘病ではなく愛病。病気の症状に対する見方を改めて考え直してみる。
その必要が今こそ求められているのではなかろうか?私はそう思っているのです。
■想定外の事態
体に負担なく、無理なく浄化力を働かせていくためには、衣食住の生活環境をなるべく
「自然に整える」
このことがまず以って不可欠になるのでしょう。そしてそれと同時に大切なのは、病院や医院などの医療機関に身を
"委ねないこと″
このことも大切な条件の1つではないか?と思うのです。
カルフォルニア大学バークレー校のハーディン・ジョーンズ博士が行った興味深い研究データがあるのですが、これは25年にもわたる長期の追跡調査の結果になります。
それがどんなものであるのかといえば、
「典型的な種類のガンでは、治療を拒否した患者の平均寿命は12年6ヶ月である。しかし外科手術その他の治療を受けた患者は、平均すると、その後わずか3年しか生きていない」
こうした驚愕のデータを公表しているのです。
医療機関にかかればそれだけ寿命は短縮されていく。さらには手術・抗ガン剤・放射線の三大治療で徹底的に傷めつけられてしまう。
ガンには開腹手術が効果的と思われているのですが、それは幻想に過ぎないことも知らなくてはなりません。
体の中の臓器は、お腹切り裂かれ、臓器が直接酸素に触れてしまう。こうした事態を一切全く
"想定していない!”
さらには切って弱められた個所からガンがはびこりやすくなってしまう、こうした問題点も指摘されているのです。
『どうせ死ぬならがんがいい』(宝島新書刊)の中で、中村仁一医師は、
「手術は人工的な大ケガである」
とまで述べているのです。
抗ガン剤にしても、ガン細胞だけを都合よく叩いてくれるようなものでは全くない。
使えば、正常な細胞までをも傷めつけてしまうからです。
実際には抗ガン剤で痛めつけられる細胞の数は、正常細胞の方が多いことが言われています。
正常細胞を傷つけ過ぎてしまうと、その臓器はもはや機能しなくなってしまう。これに対してガン細胞は1個でも残れば、そこからまた勢力を拡大していくことが分かっている。
正常細胞よりもガン細胞の方が遥かに生き延びる確率が
「高い!」
こうしたことが分かっているのです。
私たちは医療への過剰な期待を拭い去る必要があるのではないかと思うのですが、あなたはいかが思われるでしょうか?
■参考文献