病気が先か?クスリが先か?薬剤開発が病気を創出!医聖に学ぶ医学の本道とは? | 医者ギライ・クスリギライのための1日10分!医食同源・自然食実践ブログ

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「医術は呪術」


過去にそんな時代がありました。

“ああ天よ!この憐れなる者を救い給え!”
“偉大なる神よ、どうか怒りをお鎮めください!”


このように加持祈祷を行うだけのものだったといわれています。

でも、そこに1人の医聖が現れました。その名は

 

「ヒポクラテス」

今から2500年ほど前に古代ギリシャに現れた人物です。

ヒポクラテスは病気の原因を



天罰や神の呪いの結果ではない


病に苦しむ人々と接し観察する中で、こうした結論を導き出しました。
 

そして、

 


“人は自然から遠ざかるほど病気に近づく”



それを克服するには、患者の中に備わった

「自然治癒力の発動」

そこに問題の解決策があると結論づけたのです。


人(生き物)は身体の中に100人の名医を持っている。その100人の名医とは自然治癒力であり、 医師はそれを助ける手伝いをする


医者の仕事は病者を治すことではなく、治すのはあくまで患者自身の力である。

そして、



「心に起きることはすべて体に影響し、体に起きることもまた心に影響する」


と述べ、患者が悲嘆で心が覆い尽くされないように、


“希望と慰め”

を与える。それこそ医師の仕事であると説いたのです。

 

これが有名な



「病者への愛」


の意味と解説されるのです。


今回は医聖の言葉を手掛かりに、

治療とは何か?治癒とは何か?

について考えることで、医者を遠ざけ、クスリを拒む。

そんな生き方のヒントについて考えてみます。





■開発と患者拡大
「クスリがあるから病気は作られる」

こんなことが言われます。

病気があるからクスリが開発されるのではなく、

製薬会社がクスリを開発するからこそ、それに見合った

 

 

“病気が作られる


今の医療には、このような現実があるのです。


何でもない人がクスリを売るためだけに、病人にされていく・・・。

それは現代医療が抱える

「許しがたい病理」

の1つといえるでしょう。

“うつ病の蔓延”

は、その典型的な例といえるのです。


■金儲けの具に・・・
日本の抗うつ薬市場は、


“1200億円”


を超える巨大市場となっています。でもそれは極めて不自然な形で

 

「急速に拡大」

 

した“作り物”に過ぎない、そういわねばなりません。

 

1999年には43万人であった日本のうつ病患者数は、

2005年には92.4万人、2008年には104.1万人

わずか6年程度の間に、

 

2倍以上に急拡大

 

しているのです。

 

うつ病とは強力な感染力を持った

 

「伝染病なのか?」

 

と思ってしまうほど、短期間に激増したのが経緯です。

この背景には、抗うつ薬として2000年に開発された、

「パキシル」

という名のクスリの影がチラついている。

つまり、抗うつ薬開発に要した莫大な費用を回収し、さらに儲けを拡大するための装置として、

“医療”

が使われている。この不都合な関係が誰の目にも明らかではないか?と思うのです。

製薬会社と医療業界とのタッグで進められた

 

 

「病人創造」

 

 

は、世界規模で同時に行われ、アメリカ、イギリス、北欧、中国などでも患者数が激増。

それに併せて、パキシルの売上は破竹の勢いで拡大を続けている。

 

“売る側の笑いが止まらない・・・”

このような状況が作り出されているのです。




■ああ荒野・・・
生きていれば、人生の

「艱難辛苦」

を受ける場面は多々あるものです。

 

失恋、失業、さまざまな挫折は、人生には常について回るものだからです。

1999年までは、

“雨の日があれば晴れる日だってくるよ”

そんな言葉で終わっていたことが、2000年のパキシル開発とともに、


「それは病気だよ、心の病だよ」


こんなトンデモナイ事態へと飛躍してしまったのです。

当の本人も医師から病気といわれれば、穏やかではなくなってしまう。落ち込んでいる時だからこそ、なおさら心がさざめき、動揺してしまう。

こうして、


“おクスリ~”
“お医者サマ~”



と剥き出しの依存心で心が埋め尽くされてしまうのです。

一時的なショック状態を巧みに捉えて、診断という名の判決を下していく。

 

病気のレッテルを貼り付けることで、患者を

「クスリ漬け」

にすることを正当化する・・・。

儲けの前には、道徳も良心も木端微塵に

吹き飛んでしまう

留まることを知らないうつ病の蔓延から、人生の不条理を思わずにはいられないのです。


■医学は永遠不変なのか?
ヒポクラテスの生きた時代は、


「黒死病」


といわれたペストが猛威を奮った時代でもありました。

当時ペストは、

“神の放った矢にかかる”

といわれ、感染者は天罰を受けているのだという見方が大勢を占めていました。

でも、ヒポクラテスは丹念に発病の理由を探ったところ、あまりに



「不衛生な環境」



がペスト蔓延の直接の原因であることを突き止めました。

 

そして、衛生環境を保つことを最優先にし、患者に生きる勇気と希望を与え、

そのことでペストの拡大を

食い止めることに貢献した

といわれているのです。

 

病気の原因を明らかにして、患者に生きる望みを繋いでいく。

 

“君の苦しみは天の呪いなんかじゃ決してない。衛生状態が悪かっただけなんだ”

 

気持ちが塞げば治るものも治らなくなる。

 

心を強く大らかに構えて、

 

「あと少し一緒に頑張って乗り越えていこうよ」

 

そんなヒポクラテスの囁きが聞こえてきそうな気がします。

 

患者に本来備わった自然治癒力を最大化させようと、懸命に励ましを与え続ける医聖の姿。

 

今の医療との違いに愕然としてしまうわけなのです。


■克服に立ち上がる!
19世紀から20世紀にかけて人類は

 

 

「結核の蔓延」

 

 

に悩まされ続けました。

 

数多くの犠牲を出しながら、何ら有効な解決策を見い出せずに、

 

“不治の病”

 

として片づけられていたのです。

そんな中、ドイツの医師・ヘルマンプレイマーは、

 

「結核は治せる病気だ!」

 

消極的な議論に終始する中、こう力強く述べて、世界を驚かせたことがいわれています。

 

プレイマー医師は、1859年にドイツ・シュレジエンに肺結核療養所(サナトリウム)を開設し、結核患者を収容したのです。

そこで行われたのは

“栄養状態の改善と新鮮な空気の提供”

による、いわば医師の監視のもとでの免疫力を高める療法を施したのです。

 

結核は心身の“衰弱病”ともいわれることから、心も体も穏やかに過ごすことが


「大事!」

 

とプレイマーは考えました。そして太陽のもとで寝転ぶことも奨励され、皮膚から自然の力を摂り入れることも日課とされていたのです。

 

プレイマーの信念を発端にした勇気ある行動が、次第に成果を見せ始めると、

 

森林や海浜などの風光明媚な場所、大気汚染などとは無縁な場所を選んで、

世界各地にサナトリウムは開設されるに至ったのです。

 

 

■盗人猛々しい!

日本でも1887年に鎌倉の由比ガ浜に最初に建設されたのを皮切りに、各地にサナトリウムは開設されていきました。

 

お金持ちしか入所できないという批判に対して、それぞれの国の宗教者なども協力して国を動かし、

 

「勤労大衆のためのサナトリウム」

 

もヨーロッパを中心に各国で建設されました。

 

こうして重篤患者を回復させるなどの好成績を挙げたことがいわれています。

 

そして医師も人々もサナトリウムの経験をもとに、病に対する心構えや実践法も習得し、結核による死亡者数は次第に減少していったのです。

 

イギリスの統計では、

 

1838年には人口100万人あたり3800人の結核による死亡者がいましたが、

1945年には、

 

「500人」

 

まで減少していました。

 

1944年に世界初の抗生物質ストレプマイシンが開発され、

BCGワクチンとの2本柱が

 

結核を克服できた直接の原因ということにされていますが、

 

“成果泥棒”

 

の感が否めません。“盗人猛々しい”とはまさにこのことではないか?と思うのです。

 

アメリカでは、結核による死亡者が

 

1921年368.7万人 ⇒ 1931年316.7万人 ⇒ 1941年274.3万人 ⇒ 1951年153.8万人 ⇒ 1961年44.7万人

 

と推移していますが、BCGの集団接種が行われたのは1945年~1948年の間

 

終息期に差し掛かった段階でワクチンも抗生物質も使われ始めている。

 

ワクチンなどの薬剤が感染症撲滅の理由ではない。

 

こうした見方もあるのです。

 




■医療に自浄能力はあるのか?
1994年に日本では、BCGワクチンの接種は義務から「努力義務」に変更されました。

 

強制接種は行われなくなりましたが、小さな子供を小児科に連れていけば、医者に脅されたり、社会の空気に押されたりして、

 

打たざるを得ない状況に

 

追い込まれてしまう」

 

こうした面も強くあるのです。

 

医師の口から出てくる構文はいつだって、

 

“〇〇しないと××になる”

 

予防接種を受けないと、あとで大変なことになる。

 

この脅し文句でワクチンの売り上げ拡大に日夜、貢献し続けているのです。

ヒポクラテスやサナトリウムの例を見るにつけ思うのは、


現代医療はなぜ

投薬と手術

 

以外の方法を認めようとしないのか?という疑問です。、

それだけが本当に唯一無二の解決方法だと、

 

骨の髄まで信じ切っているのでしょうか?

 

患者にとって最重要と思われる食べものや飲料が、マズイ料理の代名詞として、

 

 

「病院食」

 

と揶揄されている。

 

現代医療はどうしていつまでも

 

粗悪な食事ばかりを患者に食べさせ続けているのでしょうか?

 

言うこと聞かないと大変なことになる、そう私たちを脅すことで誘導し、意のままに動かそうとする。

 

どうしてそれを止めようとはしないのでしょうか?

 

現代医療に自浄能力があるとは思えません。

 

あとは私たち自身が医師に負けない知恵を獲得し、自らを防衛する以外に方法がないようにも感じます。

 

 

■参考文献

 

 

 

・『病気はクスリで作られる!特効薬の販売で、「うつ病」患者が2倍に増えた

・『ADHD、抗うつ、アルコール依存症、認知症など中枢神経領域の治療剤市場を調査

・『うつ病とは?
・『子どもの予防接種「義務」ではないが... 感染すると治療法なく重症化の危険

・『サナ トリウム療法の推移と所要施設の研究

・『フランスにおける結核流行と公衆衛生 (4)

 

 

 

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