一つの節目




節目にあたる 季節の終わりに







生命たる者の灯火が消え






どこかで




私のしらない場所で新たなる

生命たる
灯火が 始まる
力強く 暗闇をものみ込まんばかりに





明るく 穏やかで 暖かく
周りの者を優しくつつむ
かのように


新しい 季節と 共に………













新たなる季節が始まる中力を蓄え

厳しい 冬を乗り越え
いざ 行かんと 生命たる者の 雄叫びの中










役目を終え それぞれの生命たる者いくすえを 見据え




一つの生命たる者は
次なる者になる為 一旦
灯火を消し


仏たる者に魂を委ねる





その者は 5日前 旅人になり この世と言う場から………





仏たる者の元に 生命たる者に別れを告げ



魂の身となり長い旅を続け


また新たな 灯火を照すであろう





私達 生命たる者に いつか会う為に











ありがとう






私達は 貴女と言う存在感強い 人に会え……………




私達は孫と言う一つの形で貴女に会え 良かった











今後 どの様な形で貴女に
お会い出来るかわからない

それが いつかなのも
わからない











貴女が 旅人になり数日



もうすぐ この世は四季の始まりで ある春が来ます



新たなるいくつもの生命たる者が 羽ばたいて 行くでしょう


心をときめかせ……………




貴女の死が




孫である私達にも一つの節目の終わりであり


始まりでも ある



私は そう思いたい
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私の一つのけじめ 決意



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