今日は変な日だった。
総務とか、事務所関係の用事で来られた方から
「お伺いしました~」
と、なぜか電話がかかってくる。
事務所あての荷物なのに現場の方に
(なぜか?私が受け入れ担当)来る・・・。
その度に仕事が中断するので困る
取引先のトラブルに巻きもまれて忙しい。
おかげで腕がパンパン、液体鎮痛炎症剤が効かない。
ということで他部署から応援が来たわけだが
去年入社した新入社員のAくん。
入社してからわかったことだがどうやら
大人のADHD(発達障害)があるようで・・・。
応援に来る前に総務部長とちょっとお話して、
一緒に作業をしているのだが・・・。
仕事ができないということは聞いていたが
きちんと、細かくA君がわかるように
A君ができるように説明したらっちゃんとできる子だった。
初日、段ボールの組み立てをしてもらったら
ガムテープの貼り方がキレイではなかったので
A君の手元を見て
「こうしてみては」とか
「私はこういう風にしている」とか
ちょっとしたコツ、力の入れ方etcを説明した。
その翌日、段ボールの組み立てをしてもらったら
なんと!すっごくきれいにガムテープ張り付けて
組むことができるようになった。
Aくんに寄り添って仕事を教えてきた人はいないのかな?と、
もともと、わが社は人に教えるということが下手なのよ。
私も入社した時困った、すごく困った。
1のことを1で教えて覚えられる子
1のことを3にして教えて覚えられる子
1のことを10にして教えて覚えられる子
その子その子によって違うのに
そこを追求しないのよね。
教える立場の私としては
相手が理解できないのは
自分の教え方が下手なんだとおもう。
どうしたら理解できるんだろう?と考えるのだが
そういう人が少ない。
なんかな・・・悲しいというか
とても複雑な気持ちになりました。
多分、甥っ子2号と同じ年の子だからだろうな。
ずいぶん前なんだけどピグ友さんと
「自分の普通は他人から見たら普通ではない。
そもそも、普通って何?普通の定義って何?」
と、話したことがあるんだが
きっと、わが社の人間は
「普通は普通だろ」
と言う人が多いいと思う。
A君が応援に来てくれる間はちゃんと寄り添って
指導しようと思う。
自分の部署でも活用できることを一つでもいいから
覚えてくれると出来るようになってくれるといいな・・・。