松竹座へ行ってきました。

スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」

 

いや~本当に素晴らしかったびっくりマーク

悲劇がこんなに楽しく見れる芝居になるなんて・・・ラブラブ

 

 

 

舞台があくと官吏がずらっと並んで、中国の博物館で見たような・・・

大阪の歴博で見たような情景が浮かびあがってきます。キラキラ

ひとしきり帝のセリフがプロローグのような形で終わると

あとは打楽器のリードでドンドコドンドコ音符🥁音符

お話がスピーディーに進みます。

 

 

ミュージカル!

オペラかな・・・?

このシーンはディズニーの世界にいるみたい・・・

 

いやいやここは京劇かな?

大きな旗が翻る中でアクロバティックな動きがあります。

三味線も入って、こんどは浄瑠璃やんニコニコ

 

最初から最後まで「ヤマトタケル」の孤独感が漂う中

必死で生きる彼の姿、支える人たちの姿

現代の市政の人々を思わせるような数々のセリフが、神話の世界を身近に引き寄せてくれます。神社


 

名古屋弁を使ったチャリバもあって・・・爆  笑

最後はお能でした。

そして、あの宙乗りへ乙女のトキメキおいで飛び出すハート

 

 

 

ヤマトタケルは三代目猿之助自身

熊襲や蝦夷は古い因習を改めない歌舞伎の世界

そこで戦う彼のメッセージが込められている、と聞いたことがありますが・・・

 

 

私には、熊襲や蝦夷、敵となった人々の明るさや人の好さドキドキ

人間の心根というか情がひしひしと迫ってきます。

ずっと戦を描き、相対する敵と味方を描いているのに

悪人がいないのでは・・・笑い泣き

人の世の悲しさと素晴らしさを描いているのでは・・・

人間礼賛のように思えますが・・・

この見方、人が良すぎるかな?

 

 

悲劇なのに元気が出る芝居ってあるんだと思いました。ラブラブ飛び出すハート
 


 

お席も6列目11番で、団子さんが真正面にびっくりマーク

剣の切っ先が真正面に目

 

団子さん、お声が猿之助さんに似ておられるように思いました。

お顔が似ておられないのに、声が似るって、せりふ回しを随分練習されたんでしょうね。筋肉

 

団子さんよかった。

猿弥さんよかった。

門之助さんも、笑三郎さんも、笑也さんもよかった。

みんなよかった。乙女のトキメキ

 

そして、いつも歌舞伎に連れて行ってくれる息子に感謝です。ラブラブ

とっても楽しかったわ。グッ

有難うございます。

 

 

猿翁さんの頃からの方々に支えられて、孫の団子さんが大活躍

同年輩の福之助さん、歌之助さんもいい場を与えられて

皆さん、ぐんぐんと伸びられるんでしょうね。筋肉
 

 

役者の動きに歌舞伎をはじめとした演劇の ありとあらゆる技法が入って

大がかりな舞台装置に

立体的な照明

 

38年前の作品ですよね。

梅原猛、三代目猿之助のすごさがよくわかりました。お願い

 

 

4時間があっという間でした。拍手拍手拍手

 

 

10月は この方々ですね。乙女のトキメキ

襲名披露公演の華やぎは、何とも言えませんね。

 

 

帰り際、パネルの団子さんと壱太郎さんの間に入って写真を撮ってもらいましたが・・・

やっぱり恥ずかしいわ~

消えました。てへぺろ

 

 

 

劇場外に出てからも、皆さん名残惜しそうに写真を撮っておられました。

私も撮りましたよ。ニコニコ

 

 

今日もお越し頂いて、有難うございました。お願い