人形浄瑠璃文楽初春公演をみてきました。
5日は一部、二部 7日は 三部
今日は、人形を見たくって一番前の真ん中の席にしました。
人形はもちろんよかったのですが、やけに浄瑠璃が聞き分けられて
上手な太夫さんの語り、本当に素晴らしいでした
ひょっとしたら、浄瑠璃のほうが好きになってきたかも・・・
大阪の日本橋(にっぽんばし)にある国立文楽劇場
関西の門松は赤い色が入って華やかです。
1階ロビーには
いつものお正月通り「鏡餅」と「にらみ鯛」が飾られています。
例年「にらみ鯛」は黒門市場からの寄贈だったみたいなのに
今年は違うとか・・・なんで~
人が写らないように撮っているので寂しげですが、かなり混雑しているんですよ。
賑わいが戻ってきて嬉しいです。
今回の演目の絵がかけられています。
第一部 七福神宝の入船
近頃河原の達引
第二部 伽羅先代萩
第三部 平家女護島
伊達娘恋緋鹿子
2階のロビーから見渡すと
文楽劇場内は明るくモダン、大きすぎず小さすぎず
エスカレーターで2階へ上がると大劇場の入場口
チケットをもぎってもらって入った広~いロビーは、居心地最高
この劇場は、座席の座り心地もとってもいいんですよ。
舞台上には「にらみ鯛(全長3m)」と「大凧」
大凧には今年の干支「辰」が書かれています。
壬生寺の松浦俊昭貫主の揮毫です。
舞台に向かって右にある
太夫が語る「床」
ここにも「しめ縄」と「お鏡」が飾られています。
お弁当の売れ行きもいいです。
5日は、劇場へ入ってすぐにお昼のサンドイッチを買っておきましたが
40分ほど経ってコーヒーを買いに行った時には、もう売り切れていました。
以前のお寿司もお弁当もボリューム満点だったけれど
こちらもしっかり具が入っていますね。
コーヒーともども美味でした。
写真を取り忘れましたが、今日の「柿の葉寿司」も美味でした。
売店もパンフレットやカレンダー、干支の手ぬぐいを買う人でごった返します。
そしてこのパンフレット(番付け)がとっても良くできています。
演目の解説、鑑賞ガイドから始まり
カラーで3ページ続く、登場する首(かしら)や動物の人形の写真と説明
技芸員さんのインタビュー、受賞やいろんなトピックスが載る文楽ニュース
4ページにわたる英語の解説文まで
(フランス語で解説と書いたのもありましたよ。)
そして、今回の演目の床本集
太夫の語りで舞台上に出る字幕を見てもわからなかったら、床本集を見ます。
これだけついて700円
昨年の4月公演から続く「作者近松の生涯」という記事も勉強になります。
2ページづつの記事ですが、とっても詳しく書かれているんです。
近松や当時の演劇界だけでなく、江戸時代の人々の様子まで浮かんできて面白い
次回も楽しみです。
今日もお越しいただいて、ありがとうございました。