早朝、4時半にロビー集合

 

 

ロビー入ったところに永平寺さんから譲り受けたという魚鼓

その横に座禅や写経ができる間があります。

 

 

早朝の親禅の宿、ピリッとした空気が漂います。

 

 

 

降りしきる雨の中、宿の大きな傘を借りて永平寺に向かいました。

通用門から入って受付へ

供養のために訪れた人、参拝のために訪れた人たちを

雲水が朝のお勤めが行われる法堂(はっとう)へ

案内してくださいます。

 

 

しばし待ちましたが、私たちのグループには雲水お二人が来られて

階段を何階分も登れる人と、登れない人に分けて案内してくださいました。

 

 

バリアフリーもすすんでいます。

全ての所に行けるわけではありませんが

脚の悪い人や車いすの人が使えるエレベターもありました。

 

 

 

お坊さんを撮らなければ写真を写してもいいですよ、と言われたので

そっと、ちょこっと写させていただきました。

この静かで厳粛な雰囲気の中ではバシャバシャとはよう撮りませんでした。

 

魚鼓や太鼓のならし方で日常の行動の始まりを告げるそうです。

 

 

廊下から見える境内は、厳かな雰囲気です。

 

 

420畳敷きの法堂(はっとう)につきました。

それぞれの役割を持った僧侶が作法にのっとって働かれている中で

朝のお勤め”朝課”が始まるのを待ちました。

徐々にお坊さんや雲水さんが集まられ一時間少々の朝課が始まりました。

私たちも須弥壇の前まで進んで焼香させていただきました。

私、感激しましたびっくりマーク

来てよかったわ。

 

はじめはとっても緊張したのですが、だんだん厳粛な雰囲気のお堂の中で

気持ちが落ち着いていくのを感じました。

 

 

 

朝のお勤めの後半からは雨があがり、明るい日差しが射し始めました。

ここに来れたことが、本当に有難いと思いました。お願い

 

 

その後は、運水さんの案内で普段は入れないところの特別見学も含めて

境内をご案内頂きました。ラブラブ

 

 

ピカピカの階段です。

 

高校の修学旅行で永平寺へ行った時、朝のお勤めに遅れそうになって友人と廊下を走ったら

「部屋は逃げません!」と雲水さんに叱られたことを思い出しました。

冬の永平寺は空気も人もキリッとして、その気配に身も心も引き締まりました。

(高校の修学旅行は数コースから好みのものを選べました。

人気があったのは裏磐梯と南九州でしたが

何故か友人と私は、寒い季節の永平寺・能登半島のコースを選びました。😊)

 

 

57年経って、今はボチボチ歩きのおばあさんなので雲水さんも対応は優しいでした。

 

 

台所「大庫院」前にある「大すりこぎ棒」

バスガイドさんに触ってくるよう勧められました。

女性は「料理上手になる。」そうです、

男性は「ゴマすりが上手くなって、出世する。」とか💦

ほんとは地ならしに使った棒らしいですよ。

 

 

傘松閣「絵天井の間」

144名の画家による230枚の素晴らしい絵です。

 

 

 

 

吉祥山永平寺

朝のお勤めが終わって宿へ帰るときにやっと撮れました。

 

 

左側の最初の建物が柏樹關です。

 

 

朝食を頂きました。

 

 

宿のチェックアウトを済まして、再び永平寺へ

 

 

七堂伽藍や先ほどご案内頂いたところを再確認しました。

 

 

手水舎、こんなに素敵だったんですね。

 

 

ここが、朝早くに傘をさして入った通用門なんですよね。

 

 

今日もお越し頂いて有難うございました。お願い