「水との関りを通して大阪をみる」~難波堀江から淀川改修まで~と題していましたが
縄文時代の大阪「~河内湾から河内湖へ~」から「淀川大改修」を越えて「南港埋立と湾岸開発」まで
みっちりと教えて頂きました。
で、前半30分はいつもの図書館ガイドツアー
何度来ても、「いいなあ~」と思います。
夏休みの終わりに、学生がたくさん並んでいたころを思い出します。
屋根の色もいいです。やっぱり青くないとね。
明治37年(1904)できたときの図書館全景の模型です。
両翼がまだ増設されていません。
「大阪図書館」の名は今もそのまま残っています。
「棟札」明治36年8月5日の上棟式に奉じられたもの。
施主の住友吉左衛門、工事顧問の辰野金吾、設計・監督の野口孫市・日高胖などの名があります。
裏には石工職、煉瓦職、大工職など15名の名が。
阪神淡路大震災の後の点検の時に出てきたそうです。
私は今回で4回目なので・・・結構わかっていますが、復習にもなるし
担当の職員さんによって少しづつ視点が違うというか、話のポイントが違うので毎回勉強になります。
、
今回は、川田順の歌碑の説明がありました。
右は関わった人たち
中は「建館寄附記」(もちろん住友の銅で製作)と各時代の図書館の平面図や断面図
左は図書館内外の歌碑、像などについて
説明板を読んで、案内していただいて、見回してみると
なんと素晴らしいところで勉強させてもらっていたのかと・・・
もっと勉強しておけばよかった!!
これらが寄附記や文神像、野神像、八哲の名版 重厚です。
1時間半のセミナーは中身がぎっしり。
ちょうど「鴫野・放出コース」でお話した徳井井路にも触れてくださっていたのが
嬉しいでした。
淀川、大和川の改修は良く聞きますが、この辺りはあんまり触れられないようなので・・・
今回のセミナー、受けて良かったと思いました。