実はターバンを巻くのはシク教の人達だそうです。
インドは、ヒンドゥー教が8割近くで、続いてイスラム教、シク教、キリスト教、ジャイナ教、仏教と信者が多いそうです。
ヒンドゥー教徒も正装の時はターバンを巻くそうですが、街で見かけるターバンの人はほとんどがシク教の人らしいです。ちなみにシク教の人は、身体が大きく、力も強いそうです。
その所為か分かりませんが、ホテルのドアマンはターバンの人が多いww
ってことで街で見かけたインド男性特集!

インドの男性は短髪七三分けがすごく多いです。そして、洋服はTシャツではなく長袖シャツ。ストライプ率も高い(笑) 時々、長い髪の男性がいますが、すこしチャラい感じ。でも、そんな長髪クンの中にたまに奇跡のイケメン

それと、インド人は肌が褐色で目が大きいので、すごく目ヂカラがある気がします。
あと、子どもは可愛い子が多いですね~。
・・・こういうのを語り出すとキリがないので、本題の旅行記に戻りますね。
2日目、エアインディアにてヴァラナシに到着。ヴァラナシの空港はとってもインドな香りがしました。
ヴァラナシでの車は若干小さくなりましたが、乗り心地は悪くありません。
運転は多少クラクションを鳴らす率が高いですが^^
ヴァラナシではまずはランチ! タンドリーチキンが美味しいというお店に連れて行ってもらいました


ぉおおお!本当にタンドリーチキンが美味しい!スパイシーだけど、お肉が柔らかい!
その他にカレー3種(豆・じゃがいも・チキン)、ナンとライスが出てきました。じゃがいものカレーが美味しかったな~
食事の時にサチさんに「左手も使って食べてもいい?」と聞くと、「どうぞどうぞ」と言われました。
ということで両手、しかもナイフやフォーク・スプーンを使って食べましたサ。
なんか、インドでは左手は不浄の手だから気を使ってみましたが、旅行者には寛容なようです。
ちなみにサチさんはヒンドゥー教徒なのでお肉は食べません。そして、右手一本で上手に食べます。でも、結構テーブルにこぼしてたか(笑)
食前に飲んだスイートラッシーや食後のストロベリーアイスも美味しかったし、チャイも茶葉2倍!って感じで美味しゅうございました。

ところで、このレストランで写真を撮ってもらっている時に、ガイドのサチさんは写真撮影(特にスマホ)は得意ではないことが判明。今回はデジイチではなく、コンデジにしておいて正解だった。(埃っぽい土地にデジイチを持っていくのと、荷物が多くなるのが嫌だったのでコンデジにしたのです) ま、写真は自分で撮ればいっか。
ランチの後に、まずはヴァラナシのホテルに向かったのですが、
ヴァラナシの道はカオスだった!!!
↓動画 音が出ます
↓NONさん撮影のヴァラナシの道

ニューデリーの風景とは全然違います(ニューデリーにも牛はいましたが)
「こ、これは凄いところに来てしまったわい」という気持ちと「これぞインド!」というワクワク感が混じっていました。
しかし、牛がのんびりしていて可愛い

そんなこんなでホテルに到着。
あら?ホテルはニューデリーよりも素敵。お部屋もスッキリしているしウェルカムケーキも用意されている。今度こそお湯も出ないホテルかも!と思ったけど。。。
いや、デラックスホテルチョイスのツアーだからね。そんな事ないんですよ。私の思い込みです。てへ。

このホテルは遠藤周作さんの「深い河」にもちょこっと出てきたホテルなので、なんか嬉しい。
居心地の良いホテルでひと休憩してから、ようやく観光です(笑)
そーいえば、インドに来てからまだどこも観光してないじゃん。
で、最初の観光は仏陀初説法の聖地「サルナート」です。
いきなりヒンドゥー教ではなく仏教ざます。
そして、ブッダの予習は「聖★お兄さん」のみです。ホント、ごめんなさい。
ええと、悟りを開いたブッダが初めて説法を行った場所です。そこで説法を聞いた5人の僧侶が各地に教えを広めたらしいです。
『釈迦が悟りを開いた後、初めて説法を説いた地とされる。初転法輪の地。仏教の四大聖地のひとつ。鹿が多くいたことから鹿野苑(ろくやおん)とも表される。』(wikipediaよい引用)

レンガの遺跡でが緑の芝生によく生えます。
左奥に見えるのがストゥーパ(Dhamekh Stupa)ここが、ブッダ初説法の場所です。
ストゥーパを目指しつつ、ヴァラナシの喧騒が嘘のような静かな場所を眺めます。

菩提樹の根っこさえ、神秘的に見えてくるから不思議。。。

その菩提樹を眺めていると、野良わんこが近寄ってきました。

日本だと野良犬ってちょっと危険な感じがしますが、インドの野良犬はとっても穏やか。
バッグに手を入れると何かもらえるのかな?って顔をします。

ぎゃー!なにこの子。天使わんこ!?ってくらい可愛い。
どことなく表情がリクに似ていてなおさら可愛い。
でも、何もあげられる物もないし、流石に狂犬病の予防接種をしていないであろう犬を愛でるのはキケンそうなので、じっと見つめ合って終了(笑)
その後、わんこのお母さんが迎えに来てさようなら~。
ああ、インドのわんこ可愛い

わんことお別れしてからようやくストゥーパに到着。
遠くからはただのボッテリした塔だったけれど、近くにくると彫刻が素晴らし!!

↑これは蓮の花かな?
ストゥーパは6世紀にアショーカ王によって建てられたもので、高さは43.6mもあるそうです。
ところどころ、崩れていて残念です。13世紀のイスラム侵入の際に壊されたらしい。
ここでは多くの仏像も出土されたそうですが、こちらは同じ敷地内の考古学博物館にいかないと見られないらしい。ま、仏像は京都でも見られるからいいか。。。
ところで、鹿を見ないな~と思ったら、奈良の鹿公園のように放し飼いではなく、柵の中にいました。
玉木宏はいませんでした。これまた残念

つづいて、ムルガンダ・クティ寺院へ。

ここは1931年にスリランカ人によって建てられた仏教寺院。日本人画家:野生司 香雪(のうずこうせつ)による『お釈迦様の生涯』を描いたフレスコ画があります。

中には靴を脱いで入ります。入口を振り返るとお釈迦様誕生の絵。右のわきから生まれたんですね~、お釈迦様。とても繊細で美しいフレスコ画です。ここから右回りにお釈迦様の生涯が描かれています。写真撮影はOKです。さすがにフラッシュは禁止だと思う。

一番最後の絵。
・・・ちょ!!!この褐色の男性は誰でしょう?
奇跡のイケメンですか?(ごめんなさい)
男性の後ろの輪が手のひらの形なのも素敵ですね。
↑とってつけたような感想ですが、本当に美しい絵です。
奥には仏像と祭壇があります。金ピカ!

この後、僧侶がきてお経を唱えていましたが、日本のものとはやっぱり違いますね。
ちょっとお布施をしてこの場を後にしました。
日本から来た人はここを訪れる人が多いのかな?もうちょっと仏教の勉強をしておけば良かったと反省。
ちなみに、サチさんに「インドではあまり宗教による争いがないように見えるけど?」と聞くと、インドはおおもとにあるのがヒンドゥー教で、ヒンドゥー教には沢山の神様がいるので、他の神様にも寛容なのだと教えてくれました。そういう意味では、日本も日本神話には沢山の神様がいるし、通じるものがあるのかな~なんて思ったのでした。
さて、この後はガンジス河のガート(沐浴場)に移動です。
ヒンドゥー教の聖地、ガンガーの様子は次回にします。
今回も長文にお付き合いいただき、有難うございました!