お気楽ロシア旅行記4~セルギエフ・ポサードとバレエ鑑賞~ | お気楽闘病記

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shiyohのツラいだけじゃない、笑いがいっぱいの子宮頸がん闘病記。

モスクワ3日目です。


相変わらず早起きでした。どこまで興奮しているんだか^^;


朝食はホテルにて。



お気楽闘病記-3日目朝食

ブリヌイ・パン・スィースニキ・マッシュルーム・カプレーゼ(トマト&モッツァレラチーズ)・チキンのハム・ローストビーフ・ソーセージ・ベーコン・リンゴジュース・ベリー味のゼリー・コーヒー


ロシアっぽいもの

ブリヌイ:ロシア風のクレープ 少し厚めです。この日はブルーベーリージャムで食べましたが、ロシアではサーモンやイクラなどと一緒に食事として食べることも多いそうです

スィールニキ:カッテージチーズ入りのパンケーキみたいなもの。ロシアの家庭的なパンケーキだそうです。

パンケーキというより、チーズケーキ。めっちゃ美味しかった!!


3日目はモスクワ郊外のセルギエフ・ポサード(Сергиев Посад)へ向かいます。

セルギエフポサードはモスクワの北東70kmにある ロシア最大の修道院で、ロシア正教の中心的役割を果たしていたそうです。 「黄金の輪」の中ではモスクワから一番近い都市です。


今日もガイドはビタリーさん。車の運転はアレクさん。

車の中で、昨日のメトロでの失敗やモスクワ川クルーズの感想などを話たり、モスクワ市街の建築様式の説明などをしてもらいました。


途中で通ったコロリョフ市のモニュメント


お気楽闘病記-コロリョフ

セルゲイ・コロリョフという科学者がもとは大砲工場だったところを打上げロケットや宇宙船の生産工場として再編成したそうです。 ソ連・ロシアの宇宙開発の要なんですかね~。


他にも、東京スカイツリーが出来るまでは世界一高かった放送塔や、ダーチャ(別荘)も見えました。ロシアの人は週末や夏季休暇をダーチャで過ごすことが多いそうです。いいなぁ~。


1時間半ほどのドライブでセルギエフポサード(Сергиев Посад)に到着しました。


小高い丘から世界遺産のトロイツェ・セルギエフ大修道院が見えます。


・・・あれ?


お気楽闘病記-あれ?


美しい緑の向こうに、青い玉ねぎに金色の星の屋根が見えるハズ・・・


えええええ!!!


お気楽闘病記-あれれ?

青い玉ねぎのウスペンスキー大聖堂は修復中だそうです。


本来ならば↓のような光景が見られたはず(公式サイトからお借りしました)


お気楽闘病記-セルギエフポサード

とほほ。。。事前に調べておけば良かった~!!でも、他の建物や教会内部も素晴らしいという噂なので前向きに楽しもう!!



でも、まずはランチだそうです。腹が減っては~ってこと?



レストランに向かう途中にこんな建物がありました。


お気楽闘病記-キジ島みたいだね

屋根の部分が木の瓦です。世界遺産のキジ島の教会みたい!!

素敵~。


でも、まずはランチ(笑)



お気楽闘病記-ランチ

この日のランチはオプショナルツアーに含まれているものなので、勝手に出てきました。


ミネラルウォーターはペットボトルで出てくることが多いです。

スープはキノコとパスタ入りのチキンスープ

ロシア風ポテトサラダ・タラのフライ・バニラアイス・コーヒー


昨日のお店より美味しかった!!お土産も売っているお店で、観光客向けだとは思いますが、どれも美味しかったです。ただ、じゃがいもとグリンピース食べきれなくて残しました。

スープやフライに添えてあるウクロップ(ディル)は日本では見かけないですね。

いろんな料理に使われていました。

アイスクリームが相変わらず美味しいですラブラブ


食事を終えると、いざ、修道院へ~!!


城門をくぐり、何やら手続きをして、修道院のガイドさんをお願いしていました。

修道院の専門ガイドさんはタチアナさんという女性・・・多分、女学生。

修道女?よく分からないけれど、修道院の事を詳しく教えてくれます。

ロシア語オンリーなので、ビタリーさんが日本語に通訳してくれました。


でもね!!!ワテクシ、せっかくなので、ロシア語でお話したいのですよ!!

という訳で、拙いロシア語大連発!!!

ビタリーさんも「ロシア語上手デスネ~!大学で習いましたか?」とお世辞をいってくれましたww

(私はEテレの「テレビでロシア語」で勉強しました^^)


さて、見学見学。



お気楽闘病記-噴水


奥に見えるのがスカイブルーと白が美しい鐘楼ですが、修復中です。

大事なことなので2度言いますが、鐘楼は修復中ですあせる


その前にあるのが天蓋付きの水汲み場。奇跡の水らしく病を治すそうです。

・・・という事を知ったのは帰国後なので、水は飲めませんでした。

というか、ロシアの水は怖くて飲めないですww



博物館前の花壇↓美しいですね~。
お気楽闘病記-花が美しいよ


最初に見学したのはセルギエフ教会です。

主に食堂として使われたそうです。


食堂~って気持ちで入ると大間違い!!!


Красива !!!(美しい!) 


お気楽闘病記-セルギエフ教会

金ピカ~!!!

クレムリンの聖堂より派手です。ロココ調?とにかく金・銀でピカピカです。

でも、厳かな感じです。

柵(?)の向こうは礼拝所です。


シャンデリア 昔はろうそくだったようです。
お気楽闘病記-シャンデリア


↓天井 装飾も美しいです。


お気楽闘病記-セルギエフ教会

↓棺 (入ってません)


お気楽闘病記-棺


礼拝所にも入れるとのこと。


↓柵の中から振り返るの図。ヴェルサイユ宮殿かと思っちゃう。


お気楽闘病記-中に入れるよ


礼拝所


お気楽闘病記-礼拝所

流石に撮影はNGかな?と思ったのですが、

モージナ(いいですよ)との返事なので、少しだけ撮影しました。


こういうところだと、あまりパシャパシャ撮影する気分にならないのですが、某国(パンダいるとこと)の人たちは、奥の絨毯に登ったり、キリストをバックに自分たちを撮影したりして大ひんしゅくをかっていました。

ビタリーさんもプンプンむかっ!!!「教会を撮るのはOKですが、人物、ましてや神の前に立って撮影するなんてありえない!!」との事です。

宗教の違いはありますが、その地を訪れたからには、敬意を表さなくてはいけませんよね。


ちなみに、教会内部に入るときに、持ってきたショールを頭にかぶろうとしたら、信者でなければ髪を隠す必要はないと言われましたww そうなんだ~。

やる気満々だったんですが・・・。


聖歌を歌うところ↓


お気楽闘病記-聖歌隊が歌うところ

少し高い位置にあります。

奥に美しいイコンカバーに覆われたイコンがあります。

扉の柱も金と銀の装飾が美しいです。



お気楽闘病記-木の彫刻

金銀で覆い尽くされている礼拝堂で、木の彫刻は珍しかったかも。ぬくもりがあっていいですね~。



つづいてトロイツキー聖堂↓


お気楽闘病記-トロイツキー聖堂

ここには創立者セルゲイ聖人の不朽体(?)が収められているとか・・・。

シンプルですが、美しい建物です。


↓多分、反対側から見たトロイツキー聖堂


お気楽闘病記-食堂!?

続いて、ウスペンスキー大聖堂に入りました。

ここは撮影NGだったかな?というより、信者たちがセルギエフの棺に熱心にお祈りをしていて、とても厳かな雰囲気だったので、撮影する気にもならなかったです~。


最後に入ったのは、鍵をわざわざ開けて入ったスモレンスカヤ教会


お気楽闘病記

通路にもゲートがあり、教会のドアにも鍵があり、数人ずつしか入れないようです。

タチアナちゃんがしっかり鍵を握っていました。



お気楽闘病記-スモレンスカヤ教会

両脇の聖母マリアとキリストもイコンだそうです。

Это Икона?」と聞くと「Да,Икона」でしたからw


イコンは使う木材によってずーっと平らなままのものと、湾曲するものがあるそうです。

ちなみに、フレスコ画は壁に描くので持ち運びできず、イコンは持ち運びできるようになっている事が多いそうです。



お気楽闘病記-スモレンスカヤ教会

天井も美しいです。



お気楽闘病記-スモレンスカヤ教会

ロシアの教会には珍しいステンドグラスもありました。



タチアナさんは熱心な学生さんなのかな?とても丁寧にガイドをしてくれました。

笑顔が可愛く、瞳は吸い込まれそうな色でした。



お気楽闘病記-タチアナちゃんと


ワテクシの顔だけモザイクですいませんあせる

手に持っているのは青い玉ねぎとお揃いのつもりだったカーディガンと、頭にかぶる予定だったショール。

どちらも不要でした^^


ここでタチアナちゃんとお別れ~。

多分、時間延長になっていたと思うけれど、本当に有難う!!



お気楽闘病記-お土産屋さん

修道院の外は露天のお土産屋さんでいっぱい!

奥に見えるのがランチを食べたお店です。ここは鳩がいっぱいでした。


せっかくなので、ガイドのビタリーさんと本日のドライバーのアレクさんと一緒に撮影


お気楽闘病記-ビタリーさんとアレクさん

帰りの車からのショット「鹿に注意」


お気楽闘病記-鹿注意

帰りは少し渋滞にはまりましたが、アレクさんが脇道に入り、路駐だらけの道路をスイスイ進んでくれたので、予定通りの時間にモスクワに到着しました。


ここで、ビタリーさんから「シヨウさん、バレエは見ないのですか?」と質問が。

ボリショイは海外遠征中なのに何を言っているのかな?と思ったら、ボリショイの隣にあるロシア青年劇場でもバレエが見られるとの事。

値段も手ごろそうなので、急遽、夜はバレエを見ることになりました音譜


本来なら、ホテルでビタリーさんと別れるはすでしたが、チケットを買うのを手伝ってくれることになり、劇場まで一緒に来てくれました。

いつもいつもありがとう!!!(チップは忘れないよ!!)


メトロの切符と違って、席を選ばなくてはいけないので、手伝ってもらって本当に助かりました。

(日本のように、手元に下敷きみたいな座席表があるわけでもないので、全部口頭で買うので^^)

2階席の一番前の席を購入することができました。


演目は「ЖИЗЕПЪ(ジゼル)」です。


お気楽闘病記-ビリエート

1500P 4000~4500円程度。安い~。

開演は19:00 


一度ホテルに戻り、休憩をして、開演の30分ほど前にホテルを出て、劇場に向かうと、外は警官と軍でいっぱいあせる


お気楽闘病記-軍?

何かあるのかな?と思いつつ、横をそそくさと通りました^^

(写真は遠くからそっと撮影^^)



劇場のロビー
お気楽闘病記-バレエ鑑賞ロビー

歴代のダンサーの写真を見たり、軽食と飲み物を楽しんだり、リラックした雰囲気です。

冷房はあまり効いていなくてちょっと蒸し暑かったです。



お気楽闘病記-劇場

ボリショイのような豪華な劇場ではないのですが、満席です。

男性も結構多かったです。


前のほうの席では、自分の座席ではないのに座っている人が何人かいて、本当の座席の人がくると仕方なく移動していました。恐るべし!!!


いよいよ開演~音譜


ジゼル役の女性は、前半の明るい踊り~気がふれた時の踊り~ウィリ(妖精)になった時の踊りがそれぞれ違ってとても良かったです。ヴァリエーションでもブラボー!の声が沢山飛んでいました。

しかし、アルブレヒト役の男性はイマイチだったような・・・。ジャンプが低いのと、顔が必至すぎて・・・。

(今年、日本では熊川哲也さんがアルブレヒトを踊りましたね。きっと2倍の高さは跳んだのでは・・・それは無理か^^)


でも、今回のジゼルの主役は犬!!しっぽフリフリ


犬!???しっぽフリフリ



お気楽闘病記-犬?

何故か、1幕で大公御一行様の登場の時に、犬しっぽフリフリを連れてきたのです。

しかも8頭!!!多分、ボルゾイ。


時々座り込む犬やら「クゥ~ン」と鳴く犬がいて、開場から笑い声が聞こえました。


バレエはいたって真面目なのに、なぜ犬が登場したんだろう?

でも、犬好きのγとワテクシは大喜びでした^^

犬が舞台にいるあいだは、踊りが目に入らなかったww



お気楽闘病記-ジゼル閉幕

最後の挨拶ではみんな写真を撮っていました。iphoneなのであまりうまく撮れませんでした~。


ボリショイではなかったけれど、ロシアでバレエ鑑賞が出来て嬉しかったですラブラブ

いつか、ボリショイかマリインスキー(サンクトペテルブルク)でドレスアップしてバレエ鑑賞がしたいな~!!


バレエを見終わったのが9時半。そこから夕食を~と思ったら10時に閉店の店が多く、残念ながらこの日の夕飯もハンバーガーショップで購入。(テイクアウトしました)あせるあせる


そして帰り道、しつこく赤の広場に行きました(笑)

たぶん、見納めだから^^



お気楽闘病記-夜のグム

某ねずみ王国みたいですね。



こうして3日目、終了~。帰宅は22時半くらいだったかな?


モスクワ滞在もあと1日です!!!明日こそ、ピロシキを食べるぞ!と心に決めました。


おまけ

↓ツム百貨店(ボリショイの隣にあるお店)で購入したグリーンティ 甘いレモンティーでした^^


お気楽闘病記-グリーンティ


今回も長文にお付き合いいただき、有難うございました!!