「shiyohさん、ちょっといい?」・・・とT先生に呼ばれた。
T先生の「ちょっと」は毎回ドキドキワクワクします(笑)
で、へろ~っとついていくとナースステーションのPCの前に座らされ、検査の結果の説明が始まりました。
パチパチとPCのキーを叩くと、何やらキモい画像が・・・あれ?
「先生!すいません!コンタクトレンズ入れてきていいですか?」
私は裸眼だと両目とも0.04くらいしかなく、目の前の画像すらぼんやりとしか見えないのです^^;
折角、MRIやCTとはいえ自分の子宮がどうなっているのか見られるんだから、コレはしっかり見ないと!
と言う訳でコンタクトを入れてきてもう一度PCの前に座ると・・・
おや、子宮の下半分がまっ黒
癌の進行具合は、IIB期との事。ほぉぉ・・・
今後の治療方針は、1クールの抗癌剤の後に手術、その後4クールの抗癌剤との事。
・・・ほぉぉ。
実は「おかしいな?」と思って病院に行ったら癌で、すぐ入院したので家で癌の勉強などする暇も無かったので、聞くもの見るものが初めてで「ほぉぉ・・・」としか言えないかったのです(笑)
それでも何か質問してみよう!って事で思いついたのは
私「先生、抗癌剤って髪の毛抜けますか?」
T先生「抜けます」
私「じゃ、院内の美容院に行って髪の毛切ってきてもいいですか?」
T先生「あ~、いいんじゃない?」
もっとマシな質問は無かったのか・・・自分(笑)
いや、私の髪はロングだから、抜けだしたら凄いコトになるじゃないですか!
手に絡まる大量の長い毛・・・オカルトじゃん!
そんなこんなで説明も終わり、家に電話で説明。
「・・・それでね、落ち着いたら美容院に行って、黒木瞳になってくるから♪」
家族はこの発言をかる~く聞き流しました。ふん
そして、いよいよ大部屋に移動!やた~。
私は初診時に即入院決定だったので、部屋に空きが無く、手術後の人が一時的に入る個室に入れてもらっていたのですが、一人はさすがに飽きてしまっていたので嬉しかったです。
同室の方たちは優しく明るいし、病気をはじめ抗癌剤の副作用や院内の施設の事など、いろいろ教えてくれて助かりました。
それと、会話をしながら食事をすると美味しいのです☆
3日後、出血が酷くて、また個室に強制移動させられて、また1人になっちゃうんですけどね^^
その後、再び大部屋に戻り退院するまでの3ヶ月間、いろんな人とご一緒していろんなお話をして、楽しかったです
有り難うございました!