好きな童謡『ドナドナ』
クチコミネタ:好きな童謡はなんですか?
クチコミネタが続きますが、好きな童謡~

好きというより悲しくて切なくて心に残っているのが『ドナドナ』です。
荷馬車に揺られて子牛が売られていく歌ですね。
短調で、同じメロディーが繰り返される曲に、切ない歌詞、子どもの頃は「可愛そうな牛~!」程度に思っていたのですが、大人になってから歌詞の本当の意味(?)を知って驚きました。
作詞をした人が、実はユダヤ人で、この歌に出てくる牛は強制収容所に連れられていく妻と子どもの事を歌った歌だと聴いたことがあるのです。
ホロコースト
の時代、何処に連れて行かれるか、その先に何があるのか分からない子どもを祈りながら見送る父親の叫びの歌なのでしょうか・・・?
これについてネットで調べると、結構ドナドナの歌詞について語っている方が多いのでビックリしました!
ドナドナの歌詞の考察が『ドナドナ研究所』
というサイトさんにあります。
Wikiのドナドナ
も参考になりました。
とても深い意味があり、悲しい歌なんですね。
「みんなの歌」では「おしりかじりむし」が人気のようですが、歌詞の裏になにかあったりして・・・(笑)
ちょっと話題が反れますが、ホロコースト繋がりで、つい先日読んだ本が「朗読者」でした。
- 朗読者 (新潮文庫)/ベルンハルト シュリンク
- ¥540
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年上の女性ハンナとの切ない恋。そしてハンナの悲しい過去。
ホロコースト時代の逃れようのない状況でハンナがとった行動の善し悪しは、誰にも裁けないような気がしました。
それと同時に、事実を事実だと主張するよりも、守りたいプライドってあるんだと思いました。
書店のPOPでは「泣けます」と書いてありましたが、私は泣けませんでした。
それよりも、いろいろ考えさせられた本でした。
今日はちと重たい内容でした
