時折、予備校講師になった先生から、生活が成り立たちません。

○○大学を出ているのに生徒が集まりませんといった相談を受けます。


一部の先生は稼いでいますが、

予備校バブルのころや1990年代とは違います。

有名講師でなくても、みんながそこそこ稼げる時代ではありません。

それと、予備校講師に大学名は関係ありません。

確かに自分が目指している大学を、講師が卒業していると、親近感がわきます。

しかし、教える技術がなければ日に日に生徒は減ります。

30代半ばから40代の予備校講師が結構苦労しているのではないかと思います。

受験生の頃、300人以上の生徒が一つの教室で授業を受け、前の席に座るため、授業開始前

から廊下に並ぶ。

有名講師の授業を受けて大学合格。

そんな経験をした世代です。

少子化と入試の多様化の現在、これだでの人数を集めるのは難しいと思います。

コンサートのライブのような授業風景を想像して予備校講師を目指した人も多いでしょう。

ただし、やりがいがある仕事だと思います。

生徒の合格報告はすごくうれしいです。