ゆとり教育が見直され、授業時間の増加が提案されています。ゆとり教育については僕も見直されて当然だと思います。しかし、授業時間を増やすことで解決できる問題ではありません。生徒にとって授業時間が増えることが喜びにつながるのでしょうか?授業の質が問題なわけで時間ではないと思います。授業が生徒にとって楽しければ、時間数の増加もよいでしょう。しかし、退屈な授業を増やすのでしたら意味がありません。

 授業時数の増加について、全国の生徒に意見を求めた結果を受けての提案なのでしょうか?調査の結果、生徒たちが授業時数の増加を望むのでしたら行うべきです。確か、教育再生会議のメンバーの中には、生徒の声が届かないことが問題であるとご指摘され、それではいけないとおっしゃっていた人がいたように思います。

 ところで、僕は現在、以前と比較すると学歴への固執が薄れてきていると思います。しかし、今後新たな学歴社会が生まれると思います。正直な気持ちを語ると非常に恐いです。子どもたちに世の中は弱肉強食、勝ち組、負け組みにわかれているなどと思ってほしくありません。物事を手際よくこなせる人間だけが評価される世の中であってほしくありません。ゆっくりでも、努力している人間が報われる世の中であってほしい。こんな考えは甘っちょろいですか?ガキの発想ですか?批判は覚悟しています。人間はみんな違う。ゆっくり成長して行く人間もいるのです。

 先日、本屋へ行ってきました。教育コーナーで本を探していました。すると、僕の本を立ち読みしている人に出会いました。何か少し照れてしまいました。15分くらい読んでいて、レジに向かい購入してくださいました。心の中でありがとうと言いました。うれしかったです。

 もうすぐバレンタインデーですね。この機会に告白する女性も多いと思います。勇気がいると思いますが頑張ってください。受験生は告白しないほうがよいと思います。もし振られたら受験に影響しませんか?影響しない人は大丈夫だと思います。僕が女性の立場なら影響します。余計なお世話ですね。ごめんなさい。

 いじめを克服した人と話してきました。彼は過去の辛い経験を話してくれました。辛いことや嫌だったことを話すには勇気が必要です。彼の勇気を尊敬します。