最近、大学中退者の話を耳にします。僕らの頃にも留年や中退者はいました。しかし、事情が違うようです。以前は学業に専念せず、遊びすぎて留年、中退などという学生がいました。その他、経済的理由、学校が合わないなどもあります。現在もそういった学生はいるでしょう。

 今回は、講義にほとんど出席していても単位が取れない学生の話です。講義について行けず、テストで点数が取れず留年してしまうそうです。来年再履修しても単位が取れず、中退を決めてしまうそうです。

 講義に出席して真面目に聞いていれば、単位が取れる学生が多いでしょう。しかし、単位が取れずに悩んでいる学生もいます。「そんなことで悩むのか?」と思うのは自由ですが、それを笑う人を僕は認めません。悩みは個人により違います。

 大学は地方の大学でも、首都圏にある大学でも、日本全国から受験者が集まります。

 講義を聴いただけで理解できる人もいますし、講義を聴いただけでは理解できない人もいます。ですから、わからなければ、復習をし、自分で関連文献を読むということをしてください。それでも無理な場合は担当の先生にわからないところをノートにまとめて質問に行ってください。ただし、質問に行く時は自分で調べてどうしてもわからない時にしたほうがよいです。なぜかというと、努力もしないで答えを求めても自分のためにならないからです。

 受験勉強を乗り越え、入学した大学で単位が取れないために退学になる何て辛すぎます。諦める前に、考えて見てください。