時間がない上に何もてがつかない受験生はいないだろうか?

 偏差値が30~45の受験生、努力しているのに成績が上がらず悩んでいる受験生にアドバイスをします。

 文系理系に必要な受験英語についてアドバイスします。参考にしてください。

 第一回目は英文法、英単語、英熟語についてです。

 英文法、、英単語、英熟語、発音アクセント、長文読解、リスニングなど行うべきことがたくさんあります。リスニングについては、アドバイスできません。受験生の頃一切対策はしませんでした。他で点数を取ることに決めていました。今、アドバイスできるとしても「参考書の紹介や予備校の冬期講習でリスニング対策の講座を受講してください」と、その程度のことしか言えません。

 英文法については、英文法の参考書を一冊必ず終わらせることです。しかし、残念ながら、おそらく一冊終わらせた後、偏差値が飛躍的にアップすることはないと思います。努力が報われないと悲しむことはありません。努力はすでに報われています。参考書を活用しながら問題集を解いてください。わからない箇所は参考書を見ながら納得して行くことです。納得できたということは、その問題が理解できたということです。自信を持ってください。

 英単語は、単語集を一冊終わらせてください。単語集で英文を読むための基礎力を付けます。しかし、「単語集を終わらせたのに英文が読めないよ」と不平を言う人もいると思います。僕も受験生の時に何度もそう思ったことがありました。

 なぜそういうことが起きるかというと、国語にも言えることですが、文章は前後の文脈によって、単語の意味が決まるからです。英単語、現代語、古文単語など一つの単語に複数の意味があります。文脈により意味が変わるのです。当たり前といわれるかもしれませんが、このことはとても大切です。文脈力は一問一答の単語テストだけではつきにくいのです。そのため、長文読解の中で分析力を高めてください。最初の中は短い文章で練習するとよいでしょう。

 これから購入する人は熟語集については、入試問題付きのものがよいと思います。入試の出題形式を知る上で大きく役立ちます。

 もう一つアドバイスがあります。形が似ていて意味が違う熟語も注意してください。まとめて覚えるのも有効です。

 例えば、cut in(口をはさむ)、cut across(~を横断する)、cut down(①~を切り倒す、②~の量を減らす)、cut and dried(決まりきった、月並みの)など、まとめて覚えるのも一つの方法です。

 第二回目は、発音アクセント、長文読解、過去問活用法についてアドバイスします。

 当初、科目別に語ろうと思ったのですが、このブログに遊びに来てくださる読者の年齢層もわからないですし、受験生が見てくださっているとは限らないため、とりあえず受験英語のみにしようと思います。