りぼん90年11月号付録、
永久保存版りぼんオールまんが家デラックスハンドブックです。
年に一度はこういう漫画家さん情報がたっぷりの
新聞やハンドブック系付録がありましたねー!
作品を楽しむだけでなく、
作家ご本人のお人柄や趣味嗜好を知りたいのが読者のファン心理。
特にこの90年版は一番りぼんに夢中だった頃なので、
個人的にむちゃくちゃ思い入れがあります。
表紙イラストだけで分かる綺羅星の如きラインナップ・・・!!( ;∀;)
裏表紙も懐かしのキャラ達にむせび泣きそう。
・・・と思ったら左下のピンク髪が誰だか分からず乾く涙。
おそらく田辺真由美の「まゆみ!」かと思うんですが、
これ主役のまゆみでなく恋敵の真砂美なのでは?
ここだけ謎チョイス(;゚Д゚)
プロフィールのトップバッターは大看板・池野恋ちゃま。
この時代では漫画家さんの顔出しも当たり前でしたね。
美しい原稿達はステキな景色の見える窓辺で描かれていたのだなぁ。
続いて吉住渉クン&さくらももこ。
渉クンの趣味に「カラオケ(マンガより自信がある)」とありますが、
確かにご自身で歌われた曲は大変お上手でした。(ハンサムな彼女イメージアルバムに収録)
さくら先生は当時私の絶対的カリスマ大スターだったので、
このプロフィールも穴が開くほど読み返しました。墓場の絵もめっちゃ覚えてますw
実はこの付録、さくらももこのページだけ切り抜いて後は処分しておりました(大後悔)
今回ご紹介出来たのは心優しい友人が寄贈してくれたからです。ありがとう友よ( ;∀;)
柊あおいせんせ&水沢めぐみタン。
両先生とも人柄の良さが作風にも写真のお顔にも滲み出てますねぇ。
あおいせんせの長所「しめきりを守る」は漫画家として最大の長所かとw
めぐタンの無くした傘の柄が本当に可愛い・・・。
これはショック大きかったろうなー、とちょっぴり先生を身近に感じたり。
当時の中堅・高田エミせんせと矢沢あいちゃま。
エミせんせお綺麗でステキや~。
好きな食べ物が多いのもカワイイ。
あいちゃまはマリブルの頃なのでまだカラーがアナログですね。
今でも永ちゃんのコンサートには行っておられるのだろうか。
ここで各漫画家先生の「わたしのなんでもお国自慢」。
ふにゃっとしたラブリーな日本地図は谷川史子せんせい画。
楠桂の「名古屋は道が広い」は大人になって現地を見て納得しました。本当に広いw
少女漫画誌らしく「こんな男性と恋してみたい・・・」コーナーも。
各先生方の描かれるヒーローを見れば納得なメンズ像ばかり。
大塚由美先生の推す田辺誠一の写真に時の流れを感じます。若っ!!
「そっと耳うち、わたしの宝物」。
絵本にハンドメイドのお人形、ブーケに可愛いペット・・・と
少女漫画家らしい華やいだお宝に混ざって
「宝物は編集長に決まってんじゃないですか!!(だから原稿料よろしくネ)」
と、のたまう我らが岡田あーみん先生ww へーイカした宝物だなァ!
最後はりぼん作家さんのプロフィール一覧がどーーんと。
当時の執筆陣が分かる貴重な資料でもあります。
樹原ちさと先生の趣味「鍋つかみ作り」が気になる(゚∀゚)
好きな有名人にも時代を感じて面白い。
出身地とか血液型とか、自分と何らかの共通点があるとちょっぴり親しみを感じますよね。
こういう作家さん自身の事が語られる記事が好きなので嬉しい付録でした。
本誌の巻末コメントやコミックスの柱を読むのも大好きですー。